宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

バッハオニオンの収穫が始まりました

2017年06月28日 17時05分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 JA加美よつばでは,播種から移植,収穫,調製までの作業体系の機械化や乾燥施設の整備に取組み,たまねぎの生産振興を図っています。普及センターでは,機械化体系の中で課題となっている機械移植に適した育苗管理や除草対策を中心に活動を支援しています。
 今年は春先の気温が低く,雨が少なかったため,昨年産よりはやや小玉となりましたが,病害虫による被害も少なく,6月中旬より無事収穫を迎えることができました。昨年産で問題となった抽苔についても,今年はほとんどみられませんでした。
 機械除草と除草剤の組み合わせにより上手く雑草を抑制できたほ場では,機械収穫にかかる時間が削減され,生産者も「機械収穫がラクになった」と効果を実感しているようでした。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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改めて会員の技の高さを知りました~女性グループ合同研修会~

2017年06月28日 14時04分36秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 登米地域で農村生活に関する研究を重ねる「登米地区農村生活研究グループ」と,農業経営をリードしている女性農業者組織「アグリレディーズネットとめ」の合同研修会が平成29年6月12日に開催されました。
 この研修会は,会員同士が互いに農業の取組状況を学び,技術研鑽することを目的としています。
 午前中は登米地区の会員のほ場と農産加工場を見学しました。ハウスや露地で女性1人が野菜栽培するため,かん水や病害虫防除を工夫している点や自家生産物を漬物やお菓子に加工し,スーパーや直売所で販売している姿を見て,参加者は働き方の工夫について熱心に質問していました。
 午後は,登米町森林組合で森林が果たす役割や日本産木材の状況などを勉強し,その後,炭アート体験を行いました。環境面での森林の役割や日本産木材が経済的に厳しい状況を改めて聞くと共に,森林の大切さを学ぶことが出来ました。
 炭アート体験では木炭を素材に,紙や水引,繭玉などを使って自由に置物を作り久しぶりの工作に夢中になって取り組み,充実した1日を過ごせたようです。
 次回の合同研修会は,市外の農村女性が取り組む優良事例を学ぶ予定です。

宮城県登米農業改良普及センター  地域農業班

〒987-0511  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
         電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522


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