“みやぎの夢をかなえた,これぞ天下をとる旨さ”をキャッチフレーズに,今年プレデビューする極良食味水稲新品種の「だて正夢」の刈り取りが9月27日に登米市迫町で行われました。今年は,出穂後の低温と日照不足で登熟が心配され,また,台風18号による倒伏も心配されましたが,大きな影響もなく無事,稲刈りが迎えられました。
今回の稲刈りは,「だて正夢」のPRを行う目的でマスコミ取材も兼ね,マスコミ各社が多数取材に訪れ,関心の高さがうかがわれました。担当農家からは『「だて正夢」がしっかりブランド米に育ってほしい』と願いが語られました。また,担当農家のご厚意で事前に刈り取りしておいた「だて正夢」のおにぎりが提供され,いち早く「だて正夢」のもっちりした味を味わいました。
普及センターでは展示ほの生育調査を6月1日から実施し,稲作通信などで生育状況を情報提供してきました。今後,生育調査のデータなどを基に今年の作柄について解析します。平成30年一般作付開始に向け,「だて正夢」をさらに盛り上げていきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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