宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

県総合畜産共進会(乳用牛の部)団体賞を受賞

2017年10月04日 16時45分57秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年9月26日,平成29年度宮城県総合畜産共進会(乳牛の部)が,美里町の「みやぎ総合家畜市場」で開催され,宮城県農業高等学校(2頭)や加美農業高等学校(1頭)も含め県内から98頭(うち大河原地区26頭)がエントリーし,年齢に応じ第1区から第10区までに分かれ,乳牛の美しさが競われました。

 大河原地区の結果は,第9区(4歳以上5歳未満)出品の(有)渡辺ファーム(角田市)の名誉賞をはじめ,各区で最優秀賞を受賞。目標であった団体賞も奪還し,最高の成績を収めました。

 出品された方々は,これからも乳牛の改良をしっかりと行い,経営へ反映させていきたいと張り切っていました。

  
   審査風景    名誉賞受賞     団体賞受賞

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター  先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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登米農業マイスター現地指導会

2017年10月04日 14時57分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成28年度に引き続き,平成29年度も登米農業マイスター制度を活用した現地指導会が開催されました。
    
  登米農業マイスター制度は,新規就農者,新規品目導入者の技術習得,技術向上を図ることを目的に,その品目のプロ農家,篤農家をマイスターとして認定し,新規就農者等に技術指導,営農指導を行うものです。技術習得もさることながら,新規就農者が定着することで,生産者,生産面積の減少を抑え,産地の持続的な発展にもつながることを期待しています。
  この制度は平成28年度に新設され,5名の新規就農,新規品目導入者が活用し,各々が計画した年次毎の収量目標をほぼ達成したほか,周辺農家とのつながりや生産者同士のネットワークの構築が図られたという副次的効果も大きかったと評価をいただきました。

  平成29年度は3名がこの制度を活用し,各々がマイスターによる技術,営農指導を受けています。
  各品目の生育の見極めや栽培技術,防除管理,肥培管理等はもちろん,液肥の作り方や施用の仕方,かん水チューブの補修の仕方など,教科書には書いていない現場の知恵まで伝授いただきました。これは関係機関による指導にはない,現場人ならではのまさに現場で役立つ内容に,私たち指導者も勉強になる時間となりました。
  本事業は次年度も引き続き行っていく予定です。

 

<連絡先>宮城県登米農業改良普及センター

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

(TEL)0220-22-8603 (FAX)0220-22-7522


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