宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

直売所向け露地ギクの現地指導会が開催されました

2017年10月05日 19時03分10秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年9月7日に「あ・ら・伊達な道の駅」農産物出荷組合花卉部会が,露地ギクを栽培する部会員を対象に現地指導会を開催しました。同組合では,直売所へのキクの出荷量を増やすべく,露地ギク栽培に取り組む生産者を募って今春から精力的に栽培に取り組んでいます。参加者の多くがキク栽培初年度というなか,普及センターは「お盆出荷の振り返り」と「来春の採穂に向けた親株管理(冬越し)」について技術指導を行いました。
 1作が終了し,お盆の初出荷を経験した生産者のみなさんは,栽培に関するたくさんの疑問を持ち寄り,生産者同士で情報交換をするとともに,普及センターに対しては親株管理のほか,整枝や摘蕾,病害虫防除方法について多くの質問が寄せられました。熱心に精力的に挑戦する花卉部会員の方々の姿から,来年の出荷に向けて期待が高まる指導会となりました。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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県育成りんご「サワールージュ」の果実販売イベントが開催されました

2017年10月05日 18時27分08秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 「サワールージュ」は,平成23年3月に品種登録された宮城県初のりんご品種で,鮮明な赤色に着色し,酸味が強いという特徴があります。アップルパイやタルト等のスイーツ,料理のつけ合わせ等に適しているほか,酸味の好きな方には生果で食べてもおいしい品種で,管内では仙台市や大郷町を中心に約15a栽培されています。
 平成29年10月1日(日)に仙台市太白区の秋保ワイナリーで,家庭での加工りんご利用促進を図るため,県農産園芸環境課主催で「サワールージュ」の果実販売イベントが開催されました。当日は,根白石果樹生産組合(仙台市泉区)の生産者による果実販売のほか,角田市の生産者による梨の販売も行われました。また,秋保ワイナリーの呼びかけにより,市内の様々な飲食店も出店され,多数の来客者で賑わいました。
 「サワールージュ」を試食した来客者からは,「酸味があっておいしい」,「さわやかな味がする」,「酸味があって加工に向いている」といった高い評価の声が聞かれ,用意した「サワールージュ」50kg程度は全て完売しました。
 果実販売イベントは,10月7日(土)に菜果好(気仙沼市),10月8日(日)にあぐりっこ金成(栗原市)でも開催される予定となっています。

  

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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大崎地域農業改良普及活動検討会を開催

2017年10月05日 18時25分20秒 | その他

 平成29年9月15日(金)に大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました。この検討会は,農業者や消費者,関係団体,関係機関等5名の方に委員をお願いし,普及活動の内容や手法,今後の普及事業のあり方等について検討いただくものです。
 今回は,3名の委員に出席いただき,プロジェクト課題の対象経営体である大崎市の青年農業者佐藤辰哉さんが取り組んでいるシュンギクの周年栽培について視察した後,大崎合同庁舎の会議室において,平成29年度プロジェクト課題の概要とプロジェクト課題の中から「青年農業者の安定した営農に向けた経営力の向上」「水稲種子生産における周辺環境対策と管理体制の構築」の2課題を取り上げ,検討を行いました。
 委員からは,青年農業者から農業経営者へ成長を促す支援の重要性,円滑な採種事業のための採種組合の組織強化や法人化の視点などから,今後の普及活動を展開する上で大変貴重な意見をいただきましたので,今後の活動に活かしながら,目標の実現に向け,取り組んでまいります。


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