宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

色麻町の特産物「えごま」の収穫が始まりました

2017年10月16日 14時49分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 色麻町では以前から自家用として「えごま」が栽培,消費されていました。町では地域特例作物として「えごま」の生産振興を図っており,平成29年は67名の生産者によって26haの「えごま」が栽培されています。
 色麻町えごま栽培推進協議会では,えごまの栽培技術の習得,品質および生産性の向上を図るため,栽培講習会や研修会,生育調査を行っています。また色麻町産業開発公社で加工品の開発・販売を行っていますが,健康への意識の高まりから「えごま」の人気が高まり,供給量が不足している状況です。
 平成29年は,一部のほ場では湿害による生育不良が見られるなど,8月の長雨が「えごま」の生育に及ぼす影響が心配されていたところです。10月12日からコンバインによる収穫作業が始まりましたが,収穫作業を行った生産者は「子実は少し小さめに感じるが,思ったほどは減収していないようだ」と話しながら,刈り取ったえごまの子実を手早く乾燥場所に広げていました。
 普及センターでは,今後とも「えごま」の安定的な生産と加工品の開発について,関係機関と連携しながら支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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平成29年産南三陸米新米出発式が行われました

2017年10月16日 13時31分16秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成29年9月29日,平成29年産南三陸米新米出発式が気仙沼市の気仙沼米穀商業協同組合階上精米センターで行われました。「南三陸米」はJA南三陸管内(気仙沼市,南三陸町,登米市津山町)で生産された「ひとめぼれ」のうち1等米の中から厳選されたブランド米です。

 本年は,8月上中旬の低温・寡照の影響も心配されましたが,9月に入ってから天候が回復し,昨年より1日早い新米の一斉販売式開催となりました。関係機関等の職員が気仙沼市本吉町で生産された,新米でつくったおにぎりを試食した後,テープカットが行われ,新米を乗せたトラックが管内の米穀販売店へ向けて出発しました。

 管内の稲刈りは順調に進んでおり,これから本格的に「南三陸米」の出荷が行われ,気仙沼・南三陸地域は新米の季節を迎えます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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酒米品種「蔵の華刈取適期判定現地研修会」が開催されました

2017年10月16日 13時26分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  気仙沼市の廿一(にじゅういち)地区では,「清流『蔵の華』廿一会」の会員が中心となり,酒米品種「蔵の華」が栽培されています。平成29年9月20日,「清流『蔵の華』廿一会」の会員を対象に,「蔵の華」の刈取適期を判定する現地研修会が開催されました。

  研修会には会員10名が出席し,出席者全員のほ場を巡回して,籾の黄化程度や籾水分を測定し,刈取適期の判定を行いました。今年は,8月上中旬の低温・寡照の影響により,一部生育遅延や褐変症状の見られたほ場がありましたが,多くのほ場では,あと1,2週間程度で刈取適期を迎えるようでした。

  出席者からは「互いのほ場をじっくり見て勉強になった。これからも品質のよい『蔵の華』をつくっていけるようにがんばっていきたい」と話していました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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女性農業者組織が食育活動を行いました

2017年10月16日 08時44分36秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成29年10月1日(日),石巻市遊楽館を会場に第6回石巻市民食育健康フェスティバルが開催され,普及センターが支援を行っている石巻地域生活研究グループ連絡協議会(会長:佐藤富久子)が参加し,地域の食材を使った季節料理の試食提供とレシピの紹介を行いました。
 今年は,体験農業(普及センター主催)へ出席した親子もお手伝いに参加するなど賑やかな活動となりました。
『母さんが教える“海・山”旬ご飯』をテーマに,カニ(ヒラツメガニ)ご飯と小いもの揚げ煮を提供しました。中でも小いも料理の反響が良く,お客様には大変喜んでいただくことができました。
 稲刈り時期の忙しい中での準備でしたが,グループ員からはこれまではお客様との会話が持てなかったが,今回は小いもの活用方法やレシピについて自分達の知識を伝えることができた,参加して良かったとの声が聞かれました。
 普及センターでは,今後も地域で活躍する女性農業者の活動を応援してまいります。

                 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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