宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA南三陸果樹生産部会の「病害虫防除暦検討会」が開催されました

2018年03月02日 18時18分17秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 平成30年2月26日にJA南三陸果樹生産部会の病害虫防除暦検討会が開催されました。
 防除暦検討会は,その年に使用する農薬の暦(問題となっている病害虫に対して,どのような農薬をいつ頃使用するか記載されているカレンダーのようなもの)を検討しています。
 本年は,昨年に管内で問題となった「りんご褐斑病」,「なし黒星病」,「シンクイムシ類(りんご・なし)」の対策に重点を置き,JA南三陸果樹生産部会員,JA,普及センターで検討を重ねました。
 また,普及センターから,県農業・園芸総合研究所で栽培されている比較的最近育成されたりんご9品種の紹介と農薬の「RACコード」について説明しました。
 部会員からは,害虫の具体的な発生時期や効果的な農薬などについての質問が多く,また「シンクイムシ類の発生予察調査を継続して欲しい」といった意見もあり,例年以上に思いの詰まった防除暦となりました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6
電話:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606
E-mail:ksnokai@pref.miyagi.lg.jp(所代表)

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岩手県の米ブランド戦略と後継者教育について学ぶ~登米市農業士会視察研修~

2018年03月02日 13時44分12秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成30年2月8日~9日に登米市農業士会(会長:大立目忠徳)の視察研修が行われ,7名の農業士が参加しました。
 視察先は岩手県農業研究センター(岩手県北上市)と岩手県立農業大学校(岩手県胆沢郡金ケ崎町)の2か所です。
 まず,岩手県農業研究センターでは水稲新品種「銀河のしずく」と「金色の風」について開発の経緯と栽培や食味の特性について研究者から説明を受けました。参加者は穀物検定協会仕様での食味調査や遺伝子解析を用いた系統選抜などに興味を持っていたようです。その後,全農いわて直営の食堂で両品種の食べ比べを行い,各々感想を述べあいました。
 次に岩手県立農業大学校を訪れ,校長の髙橋則光氏より挨拶の言葉をいただいた後,担当部長より施設の概要や教育内容について詳しく説明をいただきました。さらに149.3haの広大なキャンパスを案内され,参加者は恵まれた教育環境に驚いていました。
 登米市では水稲新品種「だて正夢」の推進や農業大学校の研修受け入れに積極的に取り組む農業士が多く,本研修の成果をさらなる農業士活動の活性化につなげていきます。




岩手県立農業大学校の視察
<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
 〒987-0511  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
        電話:0220-22-8603  FAX:0220-22-7522

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