宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里地区4Hクラブ『第2回先進地視察研修』の開催!

2018年03月20日 18時14分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 3月8日(木)に美里地区4Hクラブでは今年度2回目の先進地視察研修を開催し,亘理町の『舞台アグリイノベーション株式会社』の精米工場を,クラブ員等7人で視察しました。

 当精米工場は日本最大級で,「トータルコールド製法」と呼ばれる気温15℃以下での低温倉庫による玄米の保管から精米,包装までの工程と全ロット検査を行う分析室など製造方法について視察しました。クラブ員は,お米が丁寧に消費者に届けられているのが分かりとても良かったと話していました。

 今回は,普段詳しく話を聞く機会が少ない精米工場の視察となり,参加者の関心が高く質問やメモ取りを熱心に行っていました。美里地区4Hクラブでは,さらなる技術力や経営力向上に向けて次年度も研修内容をクラブ内で検討していきます。

工場見学の様子

<問い合わせ先>  美里農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0229-32-3115 FAX:0229-32-2225


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平成29年度仙台地方米づくり推進本部会議開催

2018年03月20日 17時10分13秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年3月14日に、宮城県仙台合同庁舎において仙台圏域管内の市町村、農業協同組合で構成する仙台地方米づくり推進本部会議が開催されました。

 会議の前段では、一般社団法人日本穀物検定協会東北支部から業務内容と米の食味試験の実施状況について情報提供が行われました。つづいて、会議では、特Aの奪還につながった平成29年産米の作柄の解析と次年度の対策を検討するとともに、「平成30年度仙台地方米づくり推進基本方針」と事業計画を協議しました。

 基本方針では、販売・ブランド力の強化に向け,品質・食味の向上に向けた技術の徹底や、稲作の省力・低コスト栽培技術である直播栽培の経営内容に応じた導入・定着の推進、環境に配慮した米づくりへの支援等を進めることとしました。これらの実現に向けて「新たな「みやぎ米」の創出による販売・ブランド力の強化」「品質・食味向上と安定生産に向けた米づくりの推進」「農業者の所得拡大に向けた省力・低コスト稲作の推進」「環境に配慮し消費者に信頼される宮城米づくりの推進」の4つを推進の柱とし,関係機関・団体が一体となって取り組んでいきます。 

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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仙台西部水田園芸作物部会が機械作業実演会を開催しました

2018年03月20日 16時54分55秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

 仙台市西部地区に野菜産地づくりを進めるため,2月に設立した「仙台西部水田園芸作物部会」が,国の野菜生産転換促進事業を活用して機械作業の実演会を3月16日に開催しました。
 集まった生産者は,仙台西部でねぎ,たまねぎを栽培しているオニオンズクラブ及び大豆を中心に取り組んでいる生出地区実践組合の方々で,当事業により,たまねぎの実証ほに取り組むことにしています。その管理作業の手始めとなる耕起作業を円滑に行うため,スガノ農機のスタブルカルチの実演会を行いました。この機械は,粗起こしを行うことで,透・排水性を向上させ,作業時間も短縮できることが期待されています。参加者からは,「秋起こし,大豆の収穫後の耕起等に活用できるのではないか」,「大豆と併せて,水田作でも園芸作物が栽培できる環境にするためには必要」などの感想が出されました。
 今後,普及センターでは,新しい栽培技術や機械化体系を導入した取組を支援していくことにしています。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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法人化に向けて視察研修が開催されました。

2018年03月20日 16時51分12秒 | 地域農業の構造改革に向けた取組支援

仙台市東部の岡田地区で転作を中心に地域の農業を担う,岡田生産組合の農業法人化に向けて,3月12日に視察研修が実施されました。組合からは25名が参加し,組織の法人化に向けた共通意識を高め,法人設立にあたってのポイントを学ぶため,岩手県一関市の(農)おくたま農産を視察しました。

岡田生産組合は,集落を構成単位として作業を行っており,(農)おくたま農産と成り立ちが似ています。視察では,集落ごとの法人化への理解や合意形成をどのように進めたのかなど,法人化に向けた具体的な質問が出され,岡田生産組合の法人化に向けた意識がいっそう高まりました。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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仙台農業士会でPOP作成研修会が開催されました。

2018年03月20日 16時36分10秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 仙台農業士会では3月8日に,会員向けのPOP作成研修会を開催しました。 多賀城市の指導農業士の佐藤敏充氏を講師として,POPを作る時の考え方や作り方を学び,後半には実際に作成してみるワークショップを行いました。実際に直売所やインショップへ出荷している女性会員を中心に,7名が参加しました。講演を聴く前と後で作った自分のPOPの違いに驚きながら,「明日,すぐにでも試してみます!」などの声も聞かれ,すぐに活用が期待できる有意義な研修会となりました。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296

E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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地域食材(ねぎ)料理講習会を開催しました

2018年03月20日 15時49分01秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年3月16日,南三陸町「グリーンツーリズム体験校舎の宿 さんさん館」で,地域食材「ねぎ」を主役とした料理講習会を開催しました。

 「ねぎ」は,東日本大震災の津波で被災した農地の復旧にあわせ,震災復興のシンボルの1つである「南三陸ねぎ」として,南三陸・気仙沼地域で栽培が徐々に広がっている野菜です。

 講師には,「さんさん館」の阿部あい子氏を迎え,南三陸町の親子6名が「南三陸ねぎ」を活かしたアレンジ料理を学びました。

 参加者には,農産加工に関心のある南三陸町内の親子6名が集まりました。

 料理は,「南三陸ねぎときのこのアグロドルチェ」,「南三陸ねぎのシンプルポタージュ」,「チーズや卵を使わないとってもヘルシーな野菜のキッシュ」の3品を作りました。

 講師からは,「ねぎ」が免疫力アップや花粉症予防として特に今の時期に重宝する食材であることや切り方によって様々な食感を味わえることなどを熱心に語っていただき,参加者は真剣に聴き入っていました。

 試食後,参加者からは,「ねぎの良さを引き出す調理法を学ぶことができた。」,「思ったよりも簡単で,ねぎを使った料理のレパートリーが増えた。」,「今夜自宅で早速作りたい。」などと話していました。参加者は講師にねぎを含めた野菜の活用法や調味料の使い方などについて次々と質問があり,活気あふれる講習会となりました。

      


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