goo blog サービス終了のお知らせ 

宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

春たまねぎの中間検討会を開催しました

2018年05月30日 15時55分33秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  加美町の東鹿原(ひがしかのはら)地区は薬莱山の南東部の中山間地帯に位置し,稲作を中心とした農業が行われています。
現在,平成19年に設立された東鹿原集落営農組合を中心とした営農が行われていますが,今後の地域営農の活性化のためには高収益が見込める作物の栽培が必要となるため,組合員と関係機関で新たに共同で取り組む高収益作物の栽培について検討を重ね,春たまねぎの栽培に取り組むことになりました。
  ほ場への定植は4月4日に行いましたが,そのちょうど50日後となる5月24日に今後の管理方法についての確認を行うため中間検討会を開催しました。これまでのところ病害虫の発生も無くほぼ順調な生育となっています。普及センターの担当者から今後の管理について説明を行うとともに,このところの気温の上昇と共にツユクサやアメリカセンダングサ等の雑草が発生し始めていたため,参加者全員で除草を行いました。
   普及センターでは無事に7月の収穫を迎えられるよう技術的な支援を行うとともに,今後も中山間地帯の特色を活かした東鹿原地域の活性化に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

JA栗っこきゅうり部会による出荷査定会・現地検討会が開催されました!

2018年05月30日 13時23分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

<現地検討会の様子>

  平成30年5月21日(月)に,JA栗っこきゅうり部会による出荷査定会・現地検討会が志波姫集荷場と若柳地区で開催されました。今回の査定会及び検討会には生産者15名が参加し,関係者として仙台中央青果,全農みやぎ,JA栗っこ,種苗メーカー2社,普及センターの担当者が出席しました。

出荷査定会では,全農みやぎ及び仙台中央青果からきゅうりの販売情勢について説明を受け,生産者は当日の出荷物について意見や質問を交えながら出荷規格の確認と現物査定を行いました。

現地検討会では,若柳地区の2か所のほ場で生育状況を確認し,種苗メーカーから今後の栽培管理について説明を受けました。

普及センターからは病害虫防除について説明を行い,害虫発生に注意すること,天候をみて予防散布を心がけること,農薬の系統や有効成分を確認し,薬剤耐性が出ないように同系統の薬剤を連用しないよう指導しました。

今回の現地検討会では,病害虫の発生は極少発生に限られていることや,出荷規格に合わせた選別が良好であることを参加者一人一人が確認できました。 引き続き栽培管理と出荷調整を意識して行うことにより,良品出荷が実践され,産地の評価がより高まることが期待されます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班

TEL:0228-22-9437       FAX:0228-22-6144


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする