宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

登米市の新規就農者支援に関する会議を開催しました!

2018年05月31日 16時39分14秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年5月18日(金)に,「平成30年度みやぎ食と農の県民条例推進圏域重点プロジェクト打合せ」(以下,食農プロ打合せ)及び「就農支援策検討委員会」を開催しました。両会議とも登米市や農業委員会,JAみやぎ登米,普及センターと関係機関が参加し,登米市管内における新規就農者への支援について協議しました。
 食農プロ打合せでは普及センターが主体となって行っている登米農業マイスター制度について,今年度の計画を検討しました。本制度は新規就農者に対してベテラン農業者がマンツーマンで指導を行うもので,今年度は3人への指導を予定しています。
 就農支援策検討委員会では,新規就農相談者に対して各関係機関が集まる定例相談会や就農計画作成相談会,今回の検討委員会といった登米地域の就農支援体制について,また農業委員会の農地あっせん支援や登米市およびJAみやぎ登米の事業等,各関係機関の新規就農者への支援策についての認識の一致を図りました。また,農業次世代人材投資事業の経営開始型にかかるサポート体制やフォローアップ等,新たな課題について協議しました。
 登米地域では各関係機関での相談対応に加えて,定例就農相談会や就農計画作成相談会を開催し,新規就農希望者を支援しています。新規就農関係でご相談の際は,普及センター等関係機関へ連絡ください。

    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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麦類赤かび病の適期防除を指導

2018年05月31日 09時16分37秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年5月17日に豊里町転作集団連絡協議会主催による平成30年産麦類赤かび病防除打合せ会議が開催されました。はじめに,普及センターから麦類の生育状況や病害虫発生予察をもとに麦作技術情報を説明し,無人ヘリの防除実施日と薬剤選定など適期防除を指導しました。

 登米市では,麦類が約200ha作付されており,そのうち豊里町は大麦4ha,小麦36haで約2割を占めています。

 農産物検査基準で大麦・小麦とも赤かび粒の混入が0.05%以上あると規格外となるため,赤かび病防除は,等級を左右する重要な作業となります。

 麦類は,水田フル活用の推進や食糧自給率向上を図るためにも安定生産・高品質が求められています。普及センターでは,今後も関係機関と連携しながら支援していきます。

<連絡先> 宮城県登米農業改良普及センター先進技術班 

 TEL:0220-22-6127,FAX:0220-22-7522


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トルコギキョウ出荷本番に備えた目揃い会開催

2018年05月31日 08時22分05秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年5月29日,JAみやぎ仙南トルコギキョウ部会,毎年恒例となっている出荷目揃い会と現地検討会を開催しました。
 出荷目揃い会では,前段に仙台花き市場の仲卸会社2社から今年の花き販売見通しの説明があり,普及センターからは,今後の栽培管理と天候の見通しを説明しました。
 その後,ベテラン農家による出荷用の花芽の整理を実演してもらい,出荷草姿の統一を行いました。実演を行いながら「一手間かけることで単価がアップする」というベテラン農家からの言葉に参加者は感心し,積極的に質問することで整理の仕方を学んでいました。
 目揃い会後は,白石市と柴田町のトルコギキョウ生産現場に移動し,生産者から管理方法について説明してもらいながら情報交換を行いました。
 普段は聞けない細やかな管理技術を情報交換できたことで有意義な検討会となったようです。

 

(芽整理の実演会)(花を見ながら意見交換)

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138 

 


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