平成30年11月5日(月)に,「道の駅むらた」の生産者団体「村田ファーミーズ」の会員22名が福島県内の直売所視察研修会を実施しました。
まず移動車中で普及センター職員から,消費者の求める農産加工品や衛生管理の必要性や手法と,「春穫り野菜の栽培及び新しい野菜」について講義を行いました。生産者からは栽培体系や食べ方等についての質問もあり関心の高さがうかがえました。
最初の視察先道の駅「JA夢みなみ はたけんぼ」は,東北最大級の直売所で,直売コーナーの他、豆腐工房、アイス工房があります。生産物の品質が優秀で,価格もリーズナブルであるため、平日にもかかわらず近隣県からも来店者が絶えない様子にファーミーズ会員は驚いていました。
2カ所目の「道の駅猪苗代」は2016年にオープンした大規模施設で,土産品の充実ぶりが目立ちました。ファーミーズ会員はこれら加工品の多さに目を見張っていました。
参加者からは,ライバル直売所の良いところや多様な特産品などを学ぶ機会となる研修会を,今後も続けて欲しいといった要望がありました。
「村田ファーミーズ」はこの研修を糧とし,よりよい直売所作りを進めてゆく予定です。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138