宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成30年度第3回みやぎ農業未来塾を開催しました。

2018年11月27日 16時37分40秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成30年11月21日(水)に当管内の青年農業者等を対象とした視察研修会を開催しました。

参加者の多くがいちごを栽培していることから,視察先は岩手県花巻市石鳥谷町のいちごを栽培している農業生産法人としました。社長から施設内を見学しながら,いちご栽培を始めるまでの苦労したことや工夫したこと,いちご摘み観光の取り組み,販売上工夫していること,ジャム委託加工にも取り組んでいることを中心に説明をいただきました。また,栽培品種,いちご摘み観光の接客方法,販売先とパック詰め方法,従業員と雇用体制等について質問が出され,社長との意見交換が行われました。

参加者からは「気仙沼より北部にあるいちご栽培の様子を初めて見た」,「冬場の気温と暖房の設定温度調整を工夫している」,「随所に20年間の工夫が感じられた」などの感想がありました。

社長から「知り合いをたくさんつくり,つながりから情報等をたくさんいただいて,これから希望を持って農業経営を展開してください」と激励の言葉をいただきました。

                    

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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栗原市一迫の山村喜久夫氏が緑白綬有功章(大日本農会)を受賞

2018年11月27日 13時23分12秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

【山村氏御夫妻】

 

 平成30年11月18日に,東京都の石垣記念ホールにて,平成30年度農事功績者表彰式(公益社団法人大日本農会主催)が開催され,栗原市一迫の山村喜久夫氏(有限会社耕佑元会長及び農事組合法人ファーム南栗原副組合長)が緑白綬有功章を受賞されました。

 この表彰は大日本農会が明治27年から行っている表彰事業で,農事改良の奨励又は実行上顕著な功績をあげた個人・団体を対象としており,本年は全国から合計69人が表彰されました。

 山村氏は,地域の水稲生産と作業受託を担う「耕佑会」による集落営農の実践と,大規模水耕施設を導入した「有限会社耕佑」による野菜栽培の安定経営の確立及び地域女性等の周年労働の実現,さらに,担い手減少が続く南沢集落の営農体制維持のための「農事組合法人ファーム南栗原」の設立,他にも研修生や視察研修受入れによる後継者育成等に尽力されたことなど,長年の功績が高く評価されたものです。

 表彰式では,緑白綬有功章の受賞に加え,同会総裁の秋篠宮文仁親王殿下から労いのお言葉を賜り,なお一層の法人経営の発展と地域貢献への取組に意欲を新たにしていました。積み重ねられた功績に深く敬意を表しますとともに,今後,益々御活躍されることを祈念いたします。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404     FAX:0228-22-5795・6144


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