宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業士・漁業士技術交換交流会が初めて開催されました

2018年11月30日 18時43分29秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年11月19日に,農業士と漁業士が交流する「技術交換交流会」を仙台市のVALNICO(ヴァルニコ)を会場に初めて開催しました。この会は,6月の認定交付式以外,何か交流できないかと青年農業士と漁業士が準備を進めていたもので,今回,農業士3名が「米,ねぎ,イチゴ」を,漁業士3名が「アナゴ,カキ,のり」を持ち寄り,VALNICOのシェフにお願いして実現しました。
 企画のコンセプトは,農業士と漁業士が生産した食材を活用して,開発したメニューを食べながら,お互いに調理や消費を意識した経営戦略を考え,自身の経営発展と地域産業の振興に繋げていくこととしています。
 料理は,「生のりとだて正夢のクリームリゾット」など3種で,それぞれの生産者から食材へのこだわりを話してもらい,お互いの生産の苦労なども共有できた交流会となりました。
 今回の企画で開発されたメニューは,期間限定でVALNICOで提供されることとなっており,参加者からは,今後ともこのような交流会を継続して開催してほしいという声が多く出されました。今後も農業士会の事業として定着していくことを期待しています。

<連絡先>    
  宮城県農林水産部農業振興課 
  〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
  TEL:022-211-2836 FAX:022-211-2839
  E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp

            

            生産者からの食材紹介の様子                          大好評の生のりとだて正夢のクリームリゾット

 


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第49回東北農村青年会議宮城大会が開催されました

2018年11月30日 18時34分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

     

 平成30年11月1日・2日に第49回東北農村青年会議宮城大会が、東北各県の農業青年約200名を参集し,松島町を主会場として開催されました。大会は講演会、現地研修会等の他、メインとして、各県代表者からのプロジェクト発表と意見発表が行われ、上位入賞者が2月に行われる全国大会に出場できることになっています。
 プロジェクト発表は、いずれも自らの経営・技術等の課題に対して真摯に取り組んだ素晴らしい内容で、特に消費者アンケートを行い、他者の評価を交えたものが上位に入賞していました。
 意見発表では、自分の経営に対する思い・活動を地域の声や家族での話などを交え、制限時間の7分間を目一杯使った発表が多く、練習量の多さがうかがわれました。
 宮城県の代表者は惜しくも入賞を
逃しましたが、良い発表であったので、来年2月に開催される「宮城県農村教育青年会議」もレベルが高いものになることを期待しています。

<連絡先>
  宮城県農林水産部農業振興課 
  〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
  TEL:022-211-2836 FAX:022-211-2839
  E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp

  


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トヨタ方式農業現場改善の中間報告会が開催されました

2018年11月30日 18時25分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年11月12日に県庁において,トヨタ方式農業現場改善プロジェクトの一環として,北海道・東北地方の農業者や関係機関等が集まり,中間報告会が開催されました。この中間報告会は,来年2月に開催予定の成果報告会に向け,課題解決のツールをしっかり身につけ,成果を上げてもらうために開催したものです。
 課題解決のツールとしては,「モノと情報の流れ図」(作業を細部に分けて整理し図に落とし,ムダをなくしていく手法)で,具体的に稲作における「育苗」「収穫」についてグループに分かれて,農業者と普及指導員も含め演習を行いました。
 演習後の発表では,農業者から「作業場における収穫・乾燥・調製作業を図式化でき,これを用いて従業員に説明することができると感じた。」「良い手法を学ぶことができたので他の作業にも活かしていきたい。」などの感想がありました。
 今後とも,農業者が自ら気づける手法を構築できるよう研修を重ねながら,トヨタ方式農業現場改善の定着を支援をしていきます。

<連絡先>
  宮城県農林水産部農業振興課 
  〒980-8570 仙台市青葉区本町三丁目8番1号
  TEL:022-211-2837 FAX:022-211-2839
  E-mail:nosin@pref.miyagi.lg.jp


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農業経営相談所の法人支援実施

2018年11月30日 17時42分29秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成30年11月27日(火)に柴田町の(農)下名生ファームに対して,農業経営相談所の専門家派遣による法人支援が実施されました。 
  今回の法人支援は,中小企業診断士の本田茂氏に現地に来ていただき,下名生ファームの経営概要の把握と問題点の抽出を行いました。
 下名生ファームは土地利用型の法人でしたが,本年度,味噌加工を行っていた別組合を吸収合併したことから,経営面や労務面で細やかな調整をする必要がありました。
  本田氏には第三者の視点からアドバイスを交えて,構成員が抱える課題を引き出し・整理していただきました。
 今後も農業経営相談所の専門家派遣を通して,経営面,労務面,販売面の改善を支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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