宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

きゅうりの「環境見える化」実践に向けて 環境制御技術勉強会を開催

2018年11月21日 17時25分27秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  11月12日,登米市中田町できゅうり環境制御技術勉強会を開催しました。はじめにJAみやぎ登米胡瓜部会環境制御実証ほでの炭酸ガス発生装置等を見学,次に株式会社誠和。担当による「きゅうり環境見える化の前に知っておくべき基礎知識」と題した講義を行いました。今年度3回目となる勉強会ですが,参加者が増えており,関心が高まっています。
  ほ場見学では実証ほ担当農家から経費や設置の留意点を,講義では光合成とハウス環境の関連等を説明しました。普及センターからは,実証ほの観測データを例に曇天日でも日の出と同時に炭酸ガス濃度が急激に低下することなどを紹介しました。
 今回,環境制御技術関連アンケートを行ったところ,基礎知識及び実践事例勉強会や先進地視察研修の要望が高いことも分かりました。普及センターでは,今後もきゅうり「環境見える化」への支援活動を継続してまいります。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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あぐりロマンレディース仙南~人・くらし・いきいき活動交流会~が開催されました

2018年11月21日 16時56分02秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 仙南地区生活研究グループ連絡協議会は,11月16日(金)に大河原合同庁舎で「平成30年度あぐりロマンレディース仙南~人・くらし・いきいき活動交流会~」を開催しました。
 この交流会は,地産地消の推進や食育,地域産物の活用に関する知識を習得するとともに,市町を超えた情報交換と女性農業者のネットワークの強化を目的として,毎年開催されています。
 今年は約70名の会員と関係機関が参加して開催されました。
 午前は「各市町自慢の品々」をテーマに,研鑽の成果品の展示と発表が行われました。各市町とも工夫を凝らした料理や手芸作品が展示され,他の市町からも賞賛の拍手が送られました。
 午後は「技術交換会」として大河原町生活研究グループ会員が講師となり,チラシを丸めてかわいいプリント生地で包んだ「肩たたきづくり」の講習会が開かれました。会員同士でコツを教え合うなど,地域を越えた交流がみられ,充実した交流会となりました。
 普及センターは今後もこの活動を支援して参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班 
       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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大豆収穫前の現地検討会の開催

2018年11月21日 11時34分52秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 大豆収穫前の現地検討会が11月6日から14日にかけてJAいしのまき管内の石巻,河北,矢本,河南の4地区で開催されました。石巻管内では,約2,100haの大豆が栽培されており,県内でも有数の産地となっています。現地検討会では,各ほ場において大豆の子実や茎の水分を測定し,収穫適期の検討を行い,ほ場巡回後の総合検討会では,普及センターから収穫時の注意事項について説明しました。今年は8月上旬の降雨が多かったことから一部のほ場で大豆の萎凋・枯死症状が散見されましたが,その他のほ場については順調に子実と茎の水分が低下し,まもなく収穫適期を迎える様子でした。参加した生産者は子実や茎の水分に注意を向け,真剣に収穫適期の検討を行っていました。
 収穫ロスの低減や汚粒防止など,良品質大豆収穫にむけて作業の再確認をしていただき,適期収穫に取り組んでいただけたらと思います。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第一班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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