令和2年12月1日に大崎市古川の西荒井上集会場において農業経営相談所委嘱専門家である三井税理士の支援を受け,関係機関が集まり西荒井南集落営農組合の法人化相談会を開催しました。
西荒井南集落は,昨年10月に発生した東日本台風により,大豆の冠水被害や稲わらの流出,堆積被害を受けた地域で,住宅への被害も大きかった集落です。
集落では,この台風被害で多くの農業機械を失ったため,これを契機に,集落内での話し合いが進み,今年度中に法人化することで合意しました。
新規法人として,ミニライスセンター建設を計画しており,参加した組合役員からは,個人機械の処分方法や法人の運営に関する質問があり,また,普及センターには,新規の高収益野菜の品目選定や栽培支援に関する要望がありました。さらに,大崎市役所からは,農地転用許可申請に係るスケジュールや注意点などの説明がありました。
普及センターでは,継続して農業経営相談所と連携し集落営農組織の法人化支援に努めてまいります。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0229-91-0727 FAX:0229-23-0910