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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農業・農村女性活躍表彰で南三陸町の松野三枝子氏が最優秀賞を受賞しました!

2020年12月25日 16時42分45秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年12月22日,宮城県農業・農村女性活躍表彰の表彰状授与式を行いました。本表彰は,地域の特色を活かした農村生活の充実や男女共同参画につながる活動を実践している農村女性を表彰するものです。
 本年度,南三陸町の松野三枝子氏が,女性地域社会参画部門(個人)で最優秀賞を受賞されました。松野氏は,平成元年に地域で初めての女性による加工施設を設立し,地域の同世代の女性が活躍できる場を提供,一時は自身が病魔に冒され,さらに同時期に東日本大震災による甚大な被害を受けながらも,炊き出しや「農漁家レストラン松野や」を開店し,地域住民に寄り添った活動をしてきました。
 このほか,グリーン・ツーリズム活動や県内外のフードイベントで「うに飯」,「海鮮はっと汁」などの人気郷土料理を販売するなど,幅広い活躍をされています。今回の受賞,大変おめでとうございました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0226-25-8068  FAX:0226-22-1606


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大崎4Hクラブ,美里地区4Hクラブ主催の合同研修会を開催しました。

2020年12月25日 14時58分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年12月15日(火),大崎合同庁舎において大崎4Hクラブと美里地区4Hクラブ主催の合同研修会が開催され,大崎市産業経済部世界農業遺産推進課の職員から世界農業遺産「大崎耕土」について話題提供されました。
 「大崎耕土」では,約400年間にわたり,米,大豆を伝統的な水管理システムで生産しており,その水管理システムは「契約講」と呼ばれる社会組織で維持されてきたことや屋敷林「居久根」が出来た経緯とその機能等についても紹介がありました。
 これまで世界農業遺産「大崎耕土」とよく耳にしていましたが,その内容についてよく分からないことが多かったこともあり,有意義な研修会になりました。
 また,コロナ過で計画していた各種行事等の実施が難しい中にあって,クラブ員をはじめ関係機関等から約20人の参加があり,クラブ員の資質向上と相互交流を図ることができました。

 普及センターでは,今後も4Hクラブの活動支援を行っていきます。


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宮城県農林産物品評会及び花き品評会の表彰を行いました。

2020年12月25日 14時06分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年12月16日に宮城県気仙沼合同庁舎において,本年秋に開催された宮城県農林産物品評会及び花き品評会の受賞者の表彰を行いました。
 気仙沼管内の上位受賞者は,水稲部門で農林水産大臣賞・県知事賞1等の株式会社小峯興業,花きで金賞(東北農政局長賞)の遠藤吉司氏です。表彰当日には,受賞者2人のほか,市町・JAの関係機関を来賓として招き,気仙沼地方振興事務所の林所長から賞状・副賞が授与されました。
 小峯興業の芳賀代表からは「長年の土づくりが形になり良い米ができた。来年の作付けも頑張りたい」,遠藤氏からは「これからも良いキクを目指して精一杯やっていきたい」など喜びの声が聞かれました。
 このほか管内では,花き部門で,有限会社気仙沼園芸が銀賞を受賞しています。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606


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JA仙台・米食味コンクール審査委員会が開催されました

2020年12月25日 11時11分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年12月16日にJA仙台主催で「米食味コンクール」審査委員会の最終選考がJA仙台高砂支店で開催され,審査委員長として普及センター所長が審査に当たりました。
 本年は,出穂前の7月後半が低温・日照不足となり,出穂後は高温が続いたことから品質への影響が心配されましたが,一等米比率は昨年よりはるかに高く,また食味もレベルの高いものが集まりました。
 審査委員会では,食味分析と味度値測定の分析結果をスコア化し,そのスコア合計をもとに受賞者が決定されました。「ひとめぼれ」「ササニシキ」「まなむすめ」「その他(コシヒカリ,つや姫など)」の4部門を通して,最終評価が最も高かったものから,JA仙台食味大賞1点(4部門全体の中で1点を選出し,以下各部門ごと選出),最優秀賞4点(各部門1点),優秀賞8名(各部門2点)が選出されました。最も評価の高かった食味大賞は,熊坂茂彦氏(七郷支店管内)の「まなむすめ」が受賞しました。また,今回,食味大賞を受賞された熊坂茂彦氏の「まなむすめ」は湛水直播栽培,最優秀賞を受賞された大友和夫氏の「ひとめぼれ」は乾田直播栽培であり,移植と比べて成熟期が遅れることから,夏季の高温を回避できたため,品質・食味ともに良かったのではないかと考えられていました。
「米食味コンクール」を通し,生産者自らが食味評価を確認することで,今後も良食味を追求したJA仙台米が生産されると期待されます。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnkt@pref.miyagi.lg.jp


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