令和2年12月11日に,JAみやぎ登米豊里支店において,JAみやぎ登米豊里稲作部会の令和2年産米実績検討会が開催され,生産者,関係機関など18人が参加しました。
最初に普及センターから,今年度の気象経過や生育概況,病害虫発生状況,1等米比率など令和2年産稲作の総括を行い,令和3年産に向けて晩期栽培や適期収穫などを指導しました。
次に,農薬メーカーからは環境保全米用除草剤について,登米市豊里町土地改良区からは用水温調査報告について説明がありました。
最後にJAみやぎ登米からは令和2年産米の集荷実績と販売情勢に続き令和3年産米の販売戦略について説明がありました。
生産者から,斑点米カメムシ類に関する質問等など,当年産米の課題が浮き彫りとなりました。
本年度は,7月に低温寡照,8月に高温多照になるなど気象変動の激しい年でしたが,作況指数は102の「やや良」,1等米比率は89.0%となりました。普及センターでは,水稲の品質向上,安定生産に向けた支援を継続していきます。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522