宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「名取のカーネーション」の産地表示販売がスタートします

2021年04月22日 18時12分11秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 新型コロナウイルスの影響により,花き産業は大きな影響を受けていますが,「地元の花の産地を応援したい」という消費者の声も聞かれます。

 一方,花きの分野において産地名を表示した販売は十分に行われていないため,消費者が購入時に産地を認識しづらい状況にあります。

 そうした中,名取市花卉生産組合では,市場関係者,量販店,地元生花店に協力を呼び掛けて調整を重ね,「名取のカーネーション」の産地表示販売に取り組むことになりました。  

実施期間は,カーネーションの需要が高まる「母の日」前の令和3年4月23日(金)から5月9日(日)までの17日間です。名取市と岩沼市内の生花店5店舗と県内量販店で,シールやポップ等を活用することで産地名(名取のカーネーション)を表示し,消費者に情報発信します。

花きの分野においても,産地が消費者の商品選択の指標となれば,ブランド化の手段にも成り得ると考えられ,今後,普及,定着が期待される取組でもあります。

普及センターでは,生産者と実需者の生販連携による取組を今後も継続して支援してまいります。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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登米地域果樹産地協議会総会が開催されました。

2021年04月22日 10時14分06秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和3年4月16日,登米地域果樹産地協議会総会が開催されました。

この協議会は,登米地域における果樹産地の将来を考えるために,登米市内のりんごやもも,ぶどう等の若手生産者が中心となって昨年7月に発足した組織です。発足以降,自分たちが目指す果樹産地の姿とそれを実現するための戦略である「登米地域産地構造改革計画」の策定を進めてきました。

この日の総会では,令和3年度の事業計画や予算案とともに,産地構造改革計画が承認されました。

今後,協議会では,この計画の実現に向けて,生産技術改善・販売戦略・人材や園地育成等について公的支援事業も活用しながら取り組んでいく予定です。普及センターでは支援の一環として,県農業・園芸総合研究所が作成した「りんごジョイントV字樹省力栽培マニュアル」を生産者に配布しました。

普及センターでは,引き続き,園芸振興や農業人材育成などの取り組みを支援してまいります。

りんごジョイント栽培園地(イメージ)
りんごジョイント栽培園地(イメージ)

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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水稲育苗講習会で温度や水の管理を周知しました

2021年04月22日 10時14分06秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年4月16日と20日の2日間,JAみやぎ仙南が主催する水稲育苗講習会が白石市,七ヶ宿町,柴田町及び大河原町で開催されました。
 普及センターからは,今年は特に昼夜の寒暖差が大きくなっていることから,育苗施設の温度管理に十分注意することと,田植後の管理の留意点,農作業安全について説明しました。

 参加者からは,プール育苗におけるはじめの入水タイミングや,高温強風時の管理方法など,活発な質問が寄せられました。

 普及センターでは,令和3年産の良質米生産に向けて引き続き支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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岩出山で「第1回法人化研修会」を開催しました

2021年04月22日 09時20分24秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和3年4月14日に大崎市岩出山下真山地区において「第1回法人化研修会」を開催しました。
 地域の農業者が減少する中,持続的に営農を担う経営体づくりが求められています。大崎農業改良普及センターでは大崎市岩出山下真山地区における農地整備事業を契機とした地域農業の発展を支援するため,担い手の育成などを支援しています。
 今年度は法人設立に向けた基礎的な内容や,税理士及び中小企業診断士などを招いた専門的な研修会を開催予定です。
  今回の研修会では当普及センター職員が「農業経営の法人化」と題して,実際に法人化した事例紹介や形態の違い,農地所有適格法人の要件について説明を行いました。参加者からは「中山間地で法人化し成功した事例を知りたい」「農大生の就職先として,法人雇用はどの程度選ばれているのか」といった質疑があり関心の高さがうかがえました。
 普及センターでは,今後とも地域農業を支える担い手の育成支援を継続して行ってまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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