令和4年4月5日に石巻市桃生地区にてJAいしのまき主催の麦類現地検討会が開催されました。7人の生産者が参加し,各法人のほ場を巡回し幼穂の長さを計測して,追肥時期や赤かび防除の時期を予測し,検討を行いました。稲は地力でつくり麦は肥料でつくる,と言われるように麦は稲に比べて多量の肥料が必要であり,その収量は施肥量に大きく影響されるため,追肥の量とタイミングは重要な情報になります。また麦類は湿害に遭いやすく,赤かび防除の観点からも排水対策は必要になるため,参加した生産者に注意を呼びかけました。生産者は熱心に麦の生育状態と今後の栽培についての確認をしていました。
同様に4/6河北地区と,4/7矢本地区にて麦類現地検討会が開催され,管内の麦の生育状況を確認しました。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
生産者との意見交換 麦の幼穂の観察