大崎市田尻地域で大豆生産を行っている大嶺二生産組合を対象に、これまで大きな課題となっていた帰化アサガオ類などの雑草問題を克服するとともに、生産性を向上させるため、令和7年3月7日に栽培講習会を開催しました。
講習会では、令和6年産の大豆の作柄を振り返り、雑草防除に関する様々な対策について確認した後、組合の代表的なほ場について、事前に実施していた土壌分析結果を踏まえた施肥設計について参加者と共に検討しました。
組合の方々の意欲は高く、取り組めそうな技術には積極的に挑戦したいという意向が示され、事業により導入予定の機械を用いて効率的な雑草対策に取り組んでいくことになりました。
普及センターでは、引き続き関係機関と連携しながら組合の活動を支援し、管内の大豆の作柄向上を目指していきます。
<問合せ先>
宮城県美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225