令和5年9月7日(木)に、栗原農業士会(会長:石川輝芳、会員19人)による令和5年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会が開催されました。本研修会は、会員の農業経営発展に役立てるため、お互いの経営状況を視察し合うもので、今回は令和5年度新たに青年農業士に認定された(農)iファームの酒井宏和さん(志波姫)と佐々木慶英さん(高清水)の経営を視察しました。
当日は、栗原市内で先進農業体験学習中の宮城県農業大学校生3名も参加し、交流を図ることができました。はじめに、訪問した(農)iファームでは、大規模土地利用型経営の話を伺うとともに、機械装備を見学しました。ドローン、ロボットトラクターなどITを活用した新しい農業の姿に参加者は驚いていました。
次に、訪問した佐々木慶英氏は、30haの水稲と20aの施設いちご施設を営む大規模複合経営農家です。平成24年に宮城県農業大学校卒業と同時にいちご経営を開始し、昨年、父の水稲経営を継承しました。大規模経営のやりがいと苦労を同時に聞くことができて、農業士、研修生とも大変参考になったようです。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144