大河原農業改良普及センターでは,普及指導の計画と活動実績を検討し,よりよい活動につなげるため,9月3日(木)に外部評価委員である普及活動検討委員を招いて第1回普及活動検討会を開催しました。
当日は,令和元年度東日本台風で被災した丸森町内の農地を視察し,指導対象者である地元の営農組合役員から,被災の状況と営農再開に向けた取組について説明をしていただきました。
その後は検討会場に移動し,丸森町の被災地域における営農再開支援を目的とした2つのプロジェクト課題について各課題リーダーから,今年度前半の活動経過と今後の活動計画を報告しました。
普及活動検討委員の方々からは,「被災農家の離農を食い止めるための被災者に寄り添った活動は普及ならではの活動だった」「担い手育成に気を配りつつ国の支援を有効に活用している」といった評価を頂く一方で,「長い月日を要する農地整備の完了まで指導を継続して欲しい」という御意見も頂いています。
普及センターでは今回の普及活動検討会の結果を受けて,今後の活動に反映させるとともに,将来に向けた地域農業の推進に向けて活動を展開していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138