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令和3年2月12日,牡鹿半島ニホンジカ対策協議会で石巻市鮎川浜の黒崎牧場敷地内に集団捕獲のための大型の囲いわなを設置しました。
石巻地方では令和元年度末時点で約8,000頭のニホンジカが生息しており,生息数の増加に伴い牡鹿半島から内陸部へと分布が拡大しています。石巻市のシカによる農作物被害は令和元年で約1,840万円となっており,牡鹿半島の採草地でも大きな被害が出ています。
猟銃やくくりわなによって毎年約2,000頭が捕獲されていますが,生息数の減少には至っていません。捕獲従事者の高齢化や担い手不足も課題となっています。
そこで,新たな取組みとして,大型の囲いわなを設置し効率的な捕獲を試みます。今回設置した大型囲いわなは,周囲が約340m,高さは約2mあり,餌付けをして多くのシカをわなの中に誘引し,タイマーを使った自動開閉装置で扉を閉めて捕獲する仕組みです。
この日は同協議会から約20人が集まり,等間隔に支柱を立て,そこにステンレス入りのネットを張って敷地を囲みました。この囲いわなの有効性について,今後確認していく予定です。
普及センターでは集落での農作物被害対策についても支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
石巻地方では令和元年度末時点で約8,000頭のニホンジカが生息しており,生息数の増加に伴い牡鹿半島から内陸部へと分布が拡大しています。石巻市のシカによる農作物被害は令和元年で約1,840万円となっており,牡鹿半島の採草地でも大きな被害が出ています。
猟銃やくくりわなによって毎年約2,000頭が捕獲されていますが,生息数の減少には至っていません。捕獲従事者の高齢化や担い手不足も課題となっています。
そこで,新たな取組みとして,大型の囲いわなを設置し効率的な捕獲を試みます。今回設置した大型囲いわなは,周囲が約340m,高さは約2mあり,餌付けをして多くのシカをわなの中に誘引し,タイマーを使った自動開閉装置で扉を閉めて捕獲する仕組みです。
この日は同協議会から約20人が集まり,等間隔に支柱を立て,そこにステンレス入りのネットを張って敷地を囲みました。この囲いわなの有効性について,今後確認していく予定です。
普及センターでは集落での農作物被害対策についても支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
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