美里農業改良普及センター管内では約1,800ha(令和5年産大豆作付実績。JA新みやぎ調べ)で大豆が作付けされ、品質・単収共に高いレベルを保っていますが、昨年産大豆は開花時期の高温・乾燥などの影響により、例年より品質が大きく低下しました。
そのような中、令和6年産大豆の高品質安定生産を目指し、4月15日に涌谷町で、4月22日に大崎市田尻地域で大豆栽培講習会が開催されました。
講習会では、普及センターから令和5年産の振り返りと、令和6年産大豆の栽培に向けたポイントについて、スライドを交えて説明しました。特にほ場の乾燥や高温が大豆に及ぼす影響に触れ、雑草防除や播種様式などの新技術についても情報提供を行いました。説明の最後には、農作業安全と熱中症対策について説明し、「皆さん一人一人が大切な担い手なので、健康に留意して良質な大豆生産に励んでほしい」と呼びかけました。
普及センターでは、今後もJA等関係機関と一体となって現地検討会や生育調査等を通じて大豆の収量や品質向上に向けた活動を継続していきます。
<問合せ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225