宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JAみどりの「北浦梨部会」現地検討会開催

2013年06月24日 11時55分31秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 美里町では北浦地区を中心にして大正時代に本格的な梨栽培がはじまり,「北浦梨」という名前で県内の梨産地の1つとして知られています。現在,組合員50名で栽培面積は約10haです。
 生産組合では6月13日(木)に研修会を開催しました。現地では,着果管理や新梢管理に対する技術内容について学び,研修会場では,今年度の生育状況・病害虫の発生状況に関する情報や昨年度発生の多かった黒星病やカメムシに対する対策等について研修しました。
 今年度,普及センターでは,生育状況や土壌等を調査するなど適切な栽培管理等の指導を実施する他,関係機関と協力して規格外品を活用した特産品開発の支援を行います。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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トマトのまち大崎市鹿島台で,初のとまと祭りが開催されました!

2013年06月24日 11時35分14秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 大崎市鹿島台地区で栽培されているトマトの品種「玉光デリシャス」は,「デリシャスとまと」の名前で販売されており,宮城県内のブランド野菜の1つになっています。  この地区では6戸の生産者(2法人+4個人)が「デリシャスとまと」を栽培しています。普及センターでは,これまで技術支援や商品開発等,幅広い支援を実施してきました。 今回,この生産者の中で,加工品製造やカフェを開設し,地域の牽引役を果たしている「デリシャスファーム 株式会社」が今年6月に創立15周年を迎えました。  そこで,これまでお世話になった県内外の「デリシャスとまと」ファンの皆様へ感謝の気持ちを込めて,平成25年6月8日(土),9日(日)の2日間,初の「とまと祭り」を開催しました。  当日は,「トマトの早食い競争」など楽しいイベントや,通常は立ち入ることのできないハウスでの「デリシャスとまと収穫体験」等,魅力的な催しが開催されました。特に収穫体験イベントは,今野代表取締役から直接デリシャスとまとの栽培方法やおいしいトマトの見分け方を教えてもらえるという内容がとても好評で,急遽,イベント実施回数や収容人数を増やすほどの盛況ぶりでした。  初日の天候は一時,雷雨になりましたが約1,000人の来場数があり,2日目は快晴の天候のもと約2,000人の来場数にものぼり,会場内は大賑わいでした。  次年度から地域全体の「とまと祭り」にしたいとの意向もあり,今後,生産者や市等の関係機関で今後の方向性について検討することになっています。普及センターでは,地域活性化や特産であるデリシャスとまとのブランド化推進に向けて,このようなイベント開催支援を今後も実施していきます。
<問い合わせ先>   美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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菜園レストラン「野の風」にて復興支援ディナー開催!

2013年06月24日 11時19分26秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 「株式会社はなやか」主催で,ホテルオークラ東京ベイの御協力のもと平成25年5月29日(水)に「一夜限りの賞味会~復興支援ディナー~」が催されました。
 会場になった菜園レストラン「野の風」(「(株)はなやか」が経営する農家レストラン)には,石巻市・東松島市等の被災された方々等,約60名の参加があり,当日は,地場産の食材の他,復興に向けて頑張っている沿岸部生産者の食材を使用して本格的なフランス料理が提供されました。
 当日調理してくださった「ホテルオークラ東京ベイ」の松平昇次総料理長は,宮城県が「食材王国みやぎ大使」に依頼しており,日頃より食を通じて本県を応援していただいています。今回,「宮城県をはじめ東北地方の活性化の力になりたい」との松平総料理長の強い思いと,主催者の「株式会社はなやか」の伊藤惠子代表取締役の「食を通した復興支援を行いたい」との思いからこのイベントが実施されました。
 参加した被災者の方の中には,美里町へ一時避難していた方もおり,「お世話になった美里町で,またこのようなイベントに招いてもらえて嬉しい」との感想や,農産物を提供した沿岸部生産者から「自分たちの農産物がこのような本格的なフランス料理に使ってもらえて感激した。」との感想がありました。
 普及センターでは,このような食をとおしたイベントの支援を今後も実施していきます。

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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大豆栽培に向けた従業員研修会を開催

2013年06月21日 11時20分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻農業改良普及センターでは,昨年から石巻市桃生地区の6農業生産法人を対象にプロジェクト課題を実施しています。昨年度は法人就農の従業員に対し水稲の基礎に関する研修会を開催しており,今回は,今後作付けされる大豆について研修会を行いました。
 研修内容としては,宮城県内における大豆栽培面積・収量,肥培管理について,病害虫対策について普及センターから情報を提供しました。
 また,情報交換では「大豆ほ場の渇水時における水管理」「土質の違いよる管理について」「省力的な機械の導入」等について今後指導を願いたいとの希望がありました。

 普及センターでは,今後とも継続的に法人の若手従業員の資質向上に向けた研修会を実施していきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一般
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

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麦適期刈取に向けて現地巡回を行いました

2013年06月21日 11時05分19秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 6月7日,13日 2回にわたり麦の適期刈取巡回指導を行いました。
 生産組織や法人が作付けしている代表的なほ場を巡回し,水分計を利用して水分を測定しながら成熟期と刈取時期目安について,各組織の代表者に対し普及センターとJAから指導を行いました。
 大麦の生育状況は平年に比較して3~10日遅れており,また小麦の成熟期6月下旬から7月上旬になる見込みとの説明を行いました。
 また,巡回終了後の意見交換では「麦作技術情報」をもとに収穫調製・乾燥水分等今後気をつけるポイントについての検討をしました。

 当普及センターでは,今後もJAと協力しながら麦の栽培技術向上を支援していきます。
 
<連絡先>宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999

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栗原の水稲直播面積が約4倍増

2013年06月21日 10時09分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
栗原管内の水稲直播面積が,主食用で82ha(前年比372%),飼料用で10ha(前年比294%),ホールクロップサイレージ用で175ha(前年比117%)といずれの用途においても急増しました。
湛水直播では,カルパーコーティング播種から鉄コーティング播種へ,散播から点播へ変わりつつあります。乾田直播は大豆栽培者を中心に増加してきており,「古試の広畝成形播種方式」や「グレーンドリル方式」が導入されています。
品種は,「ひとめぼれ」が最も多く,倒伏が心配される地域では,短稈品種の「萌えみのり」の導入も見られています。
 各農家の直播導入理由は,「鉄コーティング直播技術が確立してきたこと」「受託面積の増加による育苗作業の省略」,「収穫調製作業の労力分散」が多いようで,「この技術が定着すれば本当に楽でいいね」という感想の方がほとんどでした。
当普及センターでは,今後も水管理,雑草防除などまだ技術が定着していない部分がありますので,引き続き指導していきたいと思います。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9437 
FAX:0228-22-6144

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小学校における農業体験学習の支援

2013年06月20日 16時08分38秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎市の富永小学校では,宮城県子ども農業体験学習地区推進事業のモデル校として,大豆の栽培・加工等の農業体験学習を行っています。本年度で2年目を迎えるこの取り組みは,学校が,農業改良普及センターや地域農家と協力して子どもの農業体験を支援するものです。今年は5年生の児童を対象に,校庭にある畑の一部を利用した大豆の栽培について行っています。
 平成25年5月30日に「土と肥料の栄養」と「大豆ができるまで」について普及センター職員が授業を行い,6月3日の体験学習では基肥の施用から大豆の播種を指導しました。
 今後は授業と体験学習を交互に行い,7月上旬に除草や追肥などの管理作業の体験,11月に収穫体験,12月中旬に豆腐加工体験等を行う予定です。年度末には,児童がパソコンなどを使って,1年間の活動をまとめて発表する予定です。
 普及センターではこれらの活動を継続し,地域の担い手確保・育成(支援)に努めてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班 
 TEL:0229-91-0727    FAX:0229-23-0910

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直売所で研修会開催~安全・安心な食品加工と野菜畑の土づくり

2013年06月19日 16時56分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年6月11日に大崎市田尻のロマン館を会場に,普及センター職員が講師となり,農産物直売所「安心市場さくらっこ」に直売所に出品している加工部会及び野菜部会を対象に研修会を開催しました。
 加工部会の研修では,主に製造許可や食品表示,衛生管理の要点について加工部会員20名を対象に講演するとともに,衛生管理の一環として加工場の再点検を勧めました。
 野菜部会の研修では特に品目共通の技術である土づくりをテーマに,物理性,化学性の改善の重要性およびpH,EC等の意味や診断書の見方について解説しました。約30名の部会員が参加しました。
 参加した組合員からは「食品表示の中で初めて聞いた話もあった」,「土壌の話が分かりやすかった」等の感想を頂きました。
 今回の研修会により加工部門の充実,野菜の生産安定につながることが期待され,特に加工部門は継続的に研修を実施する予定です。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班
TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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水稲直播栽培第1回現地検討会を開催しました

2013年06月19日 09時44分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成25年6月14日に,直播栽培に取り組んでいる農業者やこれから取り組みを計画している農業者,関係機関など41名が参加して,登米市,みやぎ登米農業協同組合及び南三陸農業協同組合との共催で水稲直播栽培第1回現地検討会を開催しました。
 担い手への農地集積が進むなか,水稲栽培の一層の低コスト化や省力化が必要となっており,対応技術として水稲直播栽培への関心が急激に高まっています。しかしながら,直播栽培では収量や品質のばらつきが大きく,経営安定のためには栽培技術向上による収量・品質の安定的な確保が必要となっています。
 現地検討会は,乾田直播栽培が中田町1か所,湛水直播栽培が迫町と南方町の合計2か所を巡回して実施し,各ほ場のこれまでの耕種方法の紹介,栽培農家の感想,普及センターからは生育調査結果や今後の管理,特に茎数の確保について説明を行いました。
 参加者からは,出芽までの水管理や施肥量,雑草防除などに関する疑問や意見が多く出され,活発な意見交換が行われました。
 次回の現地検討会は収穫前の9月5日を予定しており,普及センターでは今後も直播栽培の技術向上と普及・定着に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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登米市農業士会に新たに2名の仲間が加わりました

2013年06月19日 09時33分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成25年6月7日に登米市農業士会歓送迎会が開催されました。
 前日,6月6日に宮城県庁で開催された宮城県農業士退任者感謝状贈呈式,認定証交付式を受けて開催されたものです。
 今回登米管内では,及川哲雄氏(施設野菜),星正喜氏(肉用牛),芳賀秀二氏(果樹)の3名が宮城県知事より退任の感謝状を受け,また,指導農業士として千葉啓氏(肉用牛),青年農業士として佐藤展氏(野菜)の2名が新農業士として宮城県知事より認定証の交付を受けました。
 石坂信義会長から歓迎と慰労の挨拶が,来賓の登米農業改良普及センター鴇田宏所長より激励と感謝の言葉が贈られました。これに対し,退任される農業士から,これまでの活動についての感想が語られたほか,新農業士から地域農業の発展と後継者育成に尽力したいとの抱負が語られました。
 なお,登米市農業士会から,及川哲雄氏,星正喜氏,芳賀秀二氏の3名が定年により退任することになりました。3名の方々には長年にわたり農業士として活動されたことに感謝したいと思います
平成25年度登米市農業士会の会員数は,指導農業士9名,青年農業士10名の計19名となりました。
 普及センターでは,今後も農業士会と連携し地域農業の発展と農業後継者の育成確保に取り組んでまいります。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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