宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成30年度山びこブロック・北部ブロック交流会が開催されました

2018年12月26日 08時55分30秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年12月14日に山びこブロック交流会及び北部ブロック農村の集いの合同交流会が開催されました。山びこブロックは登米,栗原及び気仙沼地域,北部ブロックは登米,栗原,美里及び大崎地域の4Hクラブが所属し,地域を越えた情報交換を実施しています。
 今回の交流会では「働き方改革」をテーマにワークショップ形式で参加者20名がグループに分かれ,意見交換を実施しました。参加者が考える「若者が憧れる農業像」を発表し,その働き方を妨げている要因を挙げ,解決策を検討しました。参加者同士活発な議論が展開され,「色々な意見を聞けて面白かった。」などの感想をいただき盛況でした。
 クラブ活動を通じて得られた人脈を活かし,宮城県の農業を担っていくことが期待されます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0229-91-0727


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平成30年度大崎4Hクラブ農村教育青年会議が開催されました

2018年12月26日 08時53分37秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成30年12月14日に大崎4Hクラブ農村教育青年会議が開催されました。
 プロジェクト発表の部では手島輝氏が「オクラを増収させる定植方法の検討」,結城翔平氏が「働き方改革 ネギ部門の省力化」について発表しました。また,農村青年の主張部門では渡辺祐紀氏が「農家に俺はなる!」,笠原怜氏が「嫌いだった養鶏」との題で営農にかける想いを発表しました。
 審査の結果,プロジェクト発表部門は結城氏が,農村青年の主張部門は笠原氏が最優秀賞に選ばれました。審査員からは試験設計やデータ考察についての助言や,もっと高い目標を主張しても大丈夫だと激励の言葉をいただき,今後4Hクラブ活動を通じたより一層の経営力向上が期待されます。


<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0229-91-0727


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ミルクを使って和食を作ろう~牛乳・乳製品料理講習会の開催

2018年12月25日 18時34分19秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

牛乳・乳製品料理講習会(登米地区農村生活研究グループ連絡協議会,アグリレディーズネットとめ共催)を11月26日(月)に登米市中田町石森ふれあいセンターで開催しました。
 はじめに,「牛乳と健康について~乳製品を活用して,健康的な食習慣を~」と題して,講師の森永乳業株式会社の渡邉信氏より牛乳や乳製品から摂取できる栄養素やその効果などについて講話をいただきました。
 その後に,森永乳業株式会社栄養士の臼井浩美氏を講師に迎え,牛乳やチーズを使った調理実習を行いました。メニューは,チーズin高野豆腐のミルク煮,あさりと柚子こしょうの海藻サラダ,甘酒ヨーグルトプリンと生姜シロップの3品で,牛乳やチーズ,ヨーグルトと和食を組み合わせた料理に取り組みました。
 参加者は,意外な組み合わせに見えた食材が相性良く美味しい料理に仕上がり,脇役の高野豆腐が主役になるなど新たな発見をしました。また,牛乳・乳製品を普段から採ることが,健康面にとって重要であることも実感し,今後,家庭の中でも取り入れていきたいとの意見が多く聞かれました。
  普及センターでは,女性農業者が農業や農村生活の改善につながる活動を今後も支援して参ります。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  地域農業班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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JAみどりの北浦梨部会せん定講習会開催

2018年12月25日 13時25分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年12月14日,JAみどりの北浦梨部会主催で梨のせん定講習会が開催されました。
農業・園芸総合研究所の大沼上席主任研究員と高田技師を講師に招き,「幸水」と「あきづき」のせん定について指導を受けました。
 昨年までは,ほとんど男性のみの参加でしたが,今年から女性も対象としたところ,7名の参加があり男女別々に分かれて実習しました。女性からは,簡単なことでも遠慮せず聞くことができると大変好評でした。
 普及センターからは,黒星病の秋季防除や落葉処理などの徹底のほか,今年発生が多かったハダニ類の防除のポイントや次年度に向けた対策を説明しました。 午後からは,ジョイント栽培ほ場へ移動し,花芽の着生状況を確認しながら,せん定方法を検討しました。
 参加した部会員は,来年もおいしい北浦梨を生産しようと熱心に聞き入っていました。


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みやぎ農業未来塾「農薬の基礎知識について」を開催!

2018年12月25日 09時43分06秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年12月18日(火)に,登米農業改良普及センターが主催で,新規就農者を対象に農薬の基礎知識を学んでもらうため,みやぎ農業未来塾「農薬の基礎知識について~その農薬,どのように使いますか?~」を開催し,新規就農者等27人が参加しました。
 公益社団法人「みどりの安全推進協会」から派遣された白水健太郎講師(科研製薬株式会社)から,①農薬適正使用のための基礎知識 ②農薬使用者の責任 ③農薬の製剤 ④RACコードについて講演いただきました。説明はわかりやすく参加者も熱心にメモをとり,たくさんの質問が出ました。終了後のアンケートでは,もっと深い内容も学びたい等の意見もあり大変前向きな様子がうかがえました。
 普及センターでは,来月1月15日にも未来塾「土壌・肥料の基礎知識について」を開催しますので,興味のある方は御連絡ください。

    <連絡先>

          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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酪農ガールズの食育研修会を開催しました。

2018年12月19日 17時46分02秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 酪農ガールズは,「賢く魅力的な酪農女性」を目指し,宮城県内の酪農家の女性後継者や酪農家に嫁ぎ就農した女性たちによって平成22年に結成された組織であり,現在27名の会員が自主的に様々な活動に取り組んでいます。
 11月の福島での視察研修に続いて,今年度2回目の研修会を12月7日(金)に,柴田町の「柚子のあぜ道 雨乞のかえる」において開催しました。当日は,(有)アトリエデリスの佐々木シェフを講師に招き,地元食材の活用と食育について講演していただきました。
 初めに,地元食材へのこだわりやそれらの料理法等について説明があり,参加者は野菜やハーブ,チーズを使った料理を味わいながら聞き入っていました。参加者が生産しているヨーグルトを材料とした「ヨーグルトマリネ」「ジャパンXのソテー 蔵王ヨーグルトソースがけ」などもあり,そのまま食べるだけでなく,ソースや出汁としてヨーグルトを活用するなど新たな料理法についての知識も身につけることができました。
 参加者は,料理に関する質問をしたり,食育についての意見交換をしながら,会員同士の交流を深めていました。

    
 研修会の様子1     研修会の様子2     研修会の様子3

 〈連絡先〉大河原農業改良普及センター    先進技術第一班
     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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女性農業者のための「第2回直売活動販売力向上研修」を開催しました

2018年12月19日 11時20分45秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

平成30年12月12日に松島町の直売所「ねまわりの野菜畑」において,地域で活躍する女性農業者を対象に「第2回直売活動販売力向上研修会」を開催しました。
 今回は「土壌分析結果の見方と施肥について」と題し,参加者に自分の畑の「土壌診断結果」を見てもらいながら,普及センターから土の現在の状態や次作に必要な肥料計算の方法等の説明を行いました。参加された方々は熱心にメモを取っており,野菜の生理障害やたい肥の使い方等の質問も多く出されました。
 情報交換も活発に行われ,女性農業者同士の交流にもつながった良い研修会となりました。

連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296


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JAみやぎ登米キャベツ部会現地検討会の開催

2018年12月18日 12時15分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 11月29日(木),JAみやぎ登米キャベツ部会現地検討会で,農業・園芸総合研究所の澤里研究員を講師に長期無追肥育苗による品質について検討しました。
 キャベツの長期無追肥育苗は,概ね45日以上無追肥で育苗する技術で,定植期間が延長でき,生育が揃う等のメリットがあります。
 8月に定植された実証ほを担当した部会員からは,今年の猛暑でも苗は乾燥に強く,9月の日照不足でも生育は良好だったとの感想を話しました。また,定植直前の追肥が必要になることやそのタイミング等の留意点についても発表がありました。澤里研究員からは,県内のキャベツ生産状況と長期無追肥育苗管理のポイントについて説明がありました。
 参加した部会員10名は熱心にほ場を見学し,新たな技術の実用性を確かめていました。普及センターでは,引き続き産地発展に向けた支援をして参ります。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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法人におけるGAP研修会を開催しました

2018年12月17日 11時18分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 12月11日に,プロジェクト課題で支援を行っている土地利用型農業法人((農)せんだいあらはま,(農)六郷南部実践組合,(農)岩切生産組合,(農)グリーンファーム松島)の理事等を対象とした「法人におけるGAP研修会」を開催しました。
 講師に株式会社アースコーポレーション代表取締役菊地利正氏を招き,「GAP実施技術の習得について」をテーマに講義をいただきました。
 講義の中で,GAPの目的は食品安全や環境への配慮,人権・労働安全,信頼される農場運営等であり,最終的に目指すものは農業の企業化であり,GAPを導入することで従業員の意識改革が図られるといった説明がされ,参加者はGAPについて理解を深めたようでした。
 講義の後の質疑応答ではGAP認証取得に向けた質問が多く出されるなど,GAPについて具体的に取り組むきっかけになりました。
 普及センターでは,法人の経営改善に向けた支援を引き続き行ってまいります。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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モーランド・本吉 夏期放牧終了

2018年12月17日 11時01分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

気仙沼市営放牧場モーランド・本吉で,4月20日に開始された本年度夏期放牧が終了し12月6日に夏期放牧に係わる報告会が開催されました。

越冬した30頭と4月入牧11頭からはじまり,11月までに32頭の育成牛を受け入れた計62頭のうち牛27頭が初妊牛となり,11月までに15頭退牧,更に3月までに10頭が退牧する予定となっています。

報告会では東部家畜保健衛生所より,発育は本年の猛暑により越冬牛について昨年を下回ったものの,新規入牧牛では同等の結果であり,疾病等については抑えられ治療を要した牛は無かったとの報告を受け,報告会に参加した預託農家の期待に応えられる結果となりました。

来年度も越冬牛31頭と4月より新規入牧を受け入れ酪農家の期待に応えられる放牧事業を展開することとしています。

       12月退牧牛の検査                放牧報告会

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8068   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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