宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

そらまめの現地巡回指導会が開催されました

2018年12月14日 13時12分32秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成30年12月5日にJA古川主催のそらまめ現地巡回指導会が開催され,普及センターやJA古川の関係者が生産者17名のほ場を巡回しました。JA古川管内のそらまめは秋まき栽培が主流で,越冬前の準備として不織布でそらまめを被覆しますが,被覆が早いと生育が進み過ぎてそらまめの耐寒性が劣るため,被覆するタイミングが重要になります。
 普及センターから今後の管理として,天候を考慮して12月10日頃を目安に被覆を行うこと,不織布はそらまめを押さえつけることがないようにゆとりを持たせて設置すること,春先のアブラムシ,赤色斑点病の多発を防ぐために被覆前に防除を行うことを指導しました。生産者からは「今年のそらまめの生育は良好で,期待できそう」という話を伺いました。そらまめの本格的な出荷は来年6月から開始する見込みです。普及センターでは今後も関係機関と連携を図りながら,そらまめの安定生産のため継続して支援していきます。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910


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みやぎ農業未来塾「経営力向上研修会」を開催しました

2018年12月14日 10時20分05秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成30年12月10日に管内の青年農業者を対象とした経営改善資金計画等策定に関する研修会を開催し,青年農業者11名が参加しました。
 講師に株式会社日本政策金融公庫仙台支店農林水産業農業食品第一課課長代理の吉原圭祐氏を迎え,事業計画(①営農計画,②資金計画,③収支計画,④返済計画,⑤資金繰り)について演習を交えて説明を受け,更に,金融機関の審査目線についても教えていただきました。
 参加者は,事業計画の体系を理解し,自分の思い描く経営の姿(イメージ・将来像・目標)を文字や数字などで「見える化」する考え方を学びました。「今後の制度資金活用に向けて大変勉強になった。」などの感想をいただき,青年農業者の経営力向上に資する研修会となりました。

 

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班  TEL:0229-91-0727

 


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JAねぎ掘りまつりが開催されました

2018年12月14日 09時22分59秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

東日本大震災後,JA南三陸管内では,気仙沼階上地区を始め復旧農地を中心にねぎの作付が行われ,「南三陸ねぎ」としてブランド化を推進しています。

平成30年12月9日,JA南三陸による「ねぎ掘りまつり」が,シーサイドファーム波路上株式会社のねぎほ場で開催され,多くの参加者で賑わいました。

当日は風が冷たい日となりましたが,受付開始前から多くの方が並び,時間を前倒しして午前9時30分から笛の合図とともにねぎ掘りが始まりました。参加者は,ねぎの太さ見定めながら,次々と畑からねぎを抜き取っていました。中には,袋からはみ出すほど収穫し,男性スタッフ2人がかりで畑から運び出す場面もありました。

来年の開催を楽しみにする声も聞かれ,「南三陸ねぎ」をPRする絶好の機会となりました。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606

E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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株式会社サンフレッシュ小泉農園の定例会が開催されました

2018年12月14日 08時32分01秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 トマトの大型養液栽培(20,000㎡)が4期目となった気仙沼市の株式会社サンフレッシュ小泉農園では,関係機関と情報共有するため毎月1回,定例会を開催しています。今年最後の定例会が平成30年12月11日に開催され,JA南三陸から販売実績と市場情勢について,農園から栽培管理の進ちょくや病害の発生状況について報告されました。

 今期は現在のところ目立った病害虫の発生もなく,パート職員のスキルも向上して作業が順調に進んでおり,概ね計画どおりの生産,出荷となっています。

 定例会は収穫が終了する来年7月まで開催されることから,関係機関も連携を密にして農園を支援することとしています。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班

〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ下47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階

TEL 0226-25-8069 FAX 0226-22-1606

Email ksnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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若手女性農業者のための先進地視察研修会を開催しました。

2018年12月13日 17時45分10秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

   

平成30年11月28日に,若手女性農業者を対象に先進地視察研修会を開催しました。
 視察先の村田町で野菜を中心に直売所へ出荷している佐藤民夫さんからは,実際に栽培しているほ場で,育苗や施肥・農薬散布時の工夫や品種の選び方,排水対策などいろいろなお話を伺いました。佐藤さんからは「就農後3年間は失敗ばかりで試行錯誤の連続だった。皆さんも自分にあった栽培方法を失敗しながら探してください」とのエールをいただきました。道の駅村田では,運営している一般財団法人村田町リフレッシュセンター村上事務局長からは直売所の取組や生産者に望むことなどのお話を伺いました。
 参加者は熱心にメモを取りながら質問をしていたほか,情報交換も活発に行われ,若手女性農業者同士の交流にもつながった良い研修会となりました。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
    TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
 


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登米のおいしい食材を使った料理講習会の開催

2018年12月13日 13時54分14秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 11月30日(金),登米市中田町石森ふれあいセンターで,第1回きゅうり生産女性農業者交流会「登米はおいしい食材がいっぱい~登米の食材を使った料理講習会~」を開催しました。フードコーディネーター伊藤豊子氏を講師に,きゅうり生産女性農業者等と計18人で,地元食材を使ったメニューに挑戦しました。
 作ったのは,だて正夢とパプリカを使ったフライパンパエリア,金のいぶき・きゅうりを使ったライスサラダ,かぼちゃのスープやりんごの水切りヨーグルトのデザートの4品で,初めて作るメニューに戸惑いながらも,てきぱきと調理が進んでいきました。完成した料理を食べながら自己紹介や料理の感想を発表し,交流を深めることができました。完成した料理はどれも大好評で,実際に家庭でも披露したいという声が多数あり,きゅうりの用途も広がりそうです。
 第2回は,来年1月に美容ときゅうりの関係についての交流会を開催予定です。皆さんも登米市の食材を活用して新しい料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。

宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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6次産業化に向けた視察研修が行われました

2018年12月13日 13時14分58秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成30年11月26日,6次産業化をテーマにした気仙沼市主催の視察研修が行われ,大島特産果樹研究会や大唐桑栽培愛好会の会員など13名が参加しました。
 今回視察したのは,登米市の有限会社伊豆沼農産で,「農業を食業に変える」を基本コンセプトにハム・ソーセージの加工やレストラン事業,手づくりウィンナー教室やブルーベリー摘み取り体験をはじめとする各種食農・環境教育イベントの開催,「伊達の純粋赤豚」のブランド化など幅広く活動している法人です。
 研修では,昭和63年の創業から現在に至るまでの取り組みや,近年力を入れている「農村の産業化」について詳しく説明していただき,参加者からは,赤豚の生産者数や年間の出荷頭数,体験イベントの情報発信の仕方や体験料金などさまざまな質問がありました。また,今回の研修を通じて,参加団体の相互交流も図られ,有意義な一日となりました。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班・先進技術班
〒988-0181 気仙沼市赤岩杉ノ沢47-6 宮城県気仙沼合同庁舎3階
TEL:0226-25-8068・8069   FAX:0226-22-1606
E-MAIL: ksnokai@pref.miyagi.lg.jp


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イノシシの被害対策検討会を開催しました

2018年12月12日 17時03分15秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 12月4日(火)に蔵王町沢内公民館及び蔵王町向山上地区内ほ場において,管内のイノシシ被害の軽減・拡大抑制を目的に被害対策検討会を開催し,農業者,関係機関等27名の参加がありました。
  初めに合同会社東北野生動物保護管理センターの鈴木淳研究員より,イノシシの被害対策について先進事例を交えて講義を受けた後,普及センターで今年度から取り組んでいるプロジェクト課題「集落ぐるみによる鳥獣被害軽減対策の実践」の活動を紹介しました。
 現地ほ場では蔵王町向山上地区鳥獣被害対策協議会の武田会長より,集落ぐるみでワイヤーメッシュ柵設置に至った経緯や現況について説明がありました。参加者からは多くの質問があり関心の高さがうかがえました。
  イノシシの被害は年々拡大する傾向にあり,対策が急がれていることから,当地区での活動を関係機関と情報共有し,管内で効果的な対策ができるよう支援していきます。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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(農)下名生ファームで切り餅を販売します

2018年12月11日 17時24分14秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 柴田町の農事組合法人下名生ファームは,今年度より味噌などの農産加工品を製造・販売していますが,新たに正月用切り餅の販売を始めました。
 多くの人に知ってもらうため,組合員で手分けし,注文書をポスティングするなど精力的に動いています。
  製造・販売するにあたり,内容量・パッケージ・値段など関係者で打合せを行い,50グラムの切り餅5個入りを280円で販売します。
 下名生ファームの農産物直売所でも購入できますので,営業日である金曜・土曜に是非一度お立ち寄り下さい。


(注文書と販売サンプル)


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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「岩出山産花きを活かしたハンギングバスケット作りワークショップ」を開催しました!

2018年12月11日 17時12分40秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 平成30年11月21日に,(一社)日本ハンギングバスケット協会員を講師に迎え,大崎市池月地区公民館で「岩出山産花きを活かしたハンギングバスケット作りワークショップ」を(株)池月道の駅との共催で開催しました。ワークショップは午前・午後の2回行い,午前は,地元産花きを活用した商品加工技術の習得を目指して「あ・ら・伊達な道の駅花卉部会員」を対象に実施し,午後は,岩出山産花きの消費拡大を目指して一般消費者を対象にしました。合計32名が参加し,岩出山産のビオラやハボタンを使用して,冬の間も観賞して楽しめるハンギングバスケット製作にチャレンジしました。
 参加者のほとんどが初めての経験ということで,最初は不安な面持ちの方も多かったのですが,実演を見ながら和気藹々と製作に励み,参加者全員が素敵な作品を完成させることができました。参加した方々からは「また継続して開催して欲しい!」といった意見をいただき,花きへの関心の高まりや花きを活用したイベント開催に対する期待の大きさが伺えました。
 ワークショップから数日が経ち,早速部会員らが学びを活かして作成したハンギングバスケットが道の駅の店頭に並び販売されています。
 普及センターでは今後も管内産花きの安定生産と消費拡大に向けた支援を行っていきます。

 
 
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910


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