宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

きゅうりの栽培講習会を行いました!

2019年06月24日 17時33分33秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和元年6月4日に抑制きゅうりの栽培講習会,11日に促成きゅうりの出荷反省会が行われました。4日の講習会では名取市,岩沼市の生産者約15名,11日は岩沼市の生産者6名が参加しました。

 4日の講習会では埼玉原種育成会の方が講師を務め,抑制栽培用の品種の特性や栽培管理について詳しい説明がありました。普及センターから,土壌消毒や肥料施肥,農薬について説明を行いました。

 11日の反省会では,普及センターが講師となり,農薬のRACコードやローテーション散布などについて講義を行いました。

 両日とも生産者からの質問や意見交換が活発に行われ,次作への高い意欲が伺えました。普及センターでは引き続き栽培技術支援を行っていきます。

 

抑制きゅうり栽培講習会

 

促成きゅうり出荷反省会

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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チェックしてクリーンな手で農産加工に取り組みます

2019年06月24日 11時47分21秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

令和元年6月18日,第1回キャリアアップ講座を亘理町のJAみやぎ亘理本所会議室で開催し,農産加工品の製造販売を行っている女性起業者等22名が参加しました。

今回は二の講義が行われ,一つ目は「手洗いによる食中毒予防について」と題し,塩釜保健所岩沼支所で感染症予防を担当している職員を講師に,食中毒予防のポイントを学びました。手洗いの実習も行い,蛍光クリームを使った洗い残しのチェックには,参加者から「こんなふうになっているのか」といった声があがり,手洗い後のアルコール消毒についても,講師が示すやり方をマスターしようと真剣に取り組んでいました。

二つ目の講義は食品の「栄養成分表示」について,塩釜保健所の管理栄養士の資格を持つ職員から概要の説明を受けました。表示義務の猶予期間が今年度で終わるということもあって,今年8月に予定している個別の相談や演習についても,是非受けたいという意欲を示す参加者が多く,関心の高さが伺われました。

普及センターでは,今後も農産加工に取り組む女性農業者を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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ハウスなす現地検討会が開催されました

2019年06月21日 17時28分07秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和元年6月12日に大崎市古川の生産者のほ場でハウスなす現地検討会が開催され,生産者,種苗メーカーの担当者を含めて35名が参加しました。大崎農業改良普及センター管内のJA古川は県内一のなす産地として知られており,天敵を利用した環境にやさしい栽培に取り組んでいます。  

 はじめにハウス内のなすの生育状況を確認し,その後に検討会が行われました。まず,種苗メーカーの担当者からかん水や追肥等の今後の管理について説明をうけ,次に普及センターから,天敵に影響の少ない薬剤を抜粋した農薬の一覧表を配布し,今年一覧表に追加した薬剤の特徴を説明しました。その他にも昨年度問題になったアザミウマ類の防除について説明しました。  

 生産者の方は熱心に話を聞いており,栽培管理や病害虫防除の話以外にも,参加者同士が情報交換する機会となり非常に有意義な検討会となりました。普及センターでは今後もハウスなすの安定生産のため継続して支援してまいります。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班  TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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とうもろこしの定植を手伝って!~津山町沢田地区の援農ボランティア活動~

2019年06月20日 19時36分44秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

津山町沢田地区は,登米市南東部に位置する中山間地域で、兼業農家が多く,土日を中心とした休日に,地域内で連携して農作業に取り組んでいます。

眼下に広がる段々畑に,特産のとうもろこし「味来」を定植する,援農ボランティアを募集し,都市との交流による中山間地域の活性化に向けた取り組みを行いました。

仙台等からの一般の人13人,地元の人15人、関係者8人が参加し,トラクターなどの農作業機械を使った畑の準備からスタートし,施肥畝たて同時マルチ管理機作業,とうもろこし苗の植え付けなどを行いました。また,さつまいもの苗の定植や鳥獣害対策のネット張りも行いました。

当日は,天候に恵まれ,暑い中の作業となりましたが,みなさん休憩時間もそこそこに,地元参加者の指導を受けながら,午後3時まで熱心に作業に取り組みました。

 今後は,とうもろこしやさつまいもの収穫など2回程度の交流活動を予定しており、新たな参加者の募集や援農ボランティア活動の内容充実を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
 〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
 電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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きゅうり栽培コンサルティング技術高度化セミナーの開催

2019年06月19日 10時58分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

6月4日,JAみやぎ登米胡瓜部会員のほ場2か所(中田町・米山町)を会場に,きゅうり栽培コンサルティング技術高度化セミナーが開催されました。

本セミナーでは,(株)デルフィージャパンの斉藤章氏を講師に,きゅうりの環境制御技術等について光合成能力の最大化,生産力を向上させるための日射,温度,CO2濃度,かん水,肥料等の総合的な管理技術の指導を受けました。県内の普及指導員やJAの営農指導員及び生産者等約30名が参加し,管内からも部会員等8名が参加しました。

現地では,この時期の日射量はきゅうりには多すぎることや,日射量に対してかん水不足になっていることについて説明され,その対策としてハウス内の保温カーテンを用いた遮光方法や適正なかん水量等を学びました。その後は普及指導員及び営農指導員を対象に質疑応答により環境制御技術等の理解を深めました。

本セミナーは毎月1回開催され,普及センターでは今後も環境制御技術等の実践を支援してまいります。

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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シャインマスカット栽培技術研修会(第1回)を開催しました。

2019年06月19日 09時11分42秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 

 令和元年6月6日に栗原市金成小堤のシャインマスカット栽培ほ場において,第1回目のシャインマスカット栽培技術研修会を開催し,14名の生産者の参加がありました。

 今回の研修は,栗原地域で新たな園芸品目として栽培が行われている,ぶどうのシャインマスカットについて,生産者の技術向上と新たな栽培者の掘り起こしを図るために実施したものです。

 当日は,施設栽培を行っている株式会社アグリ東北の田中代表取締役を講師に,会社の栽培ほ場において実際の作業を実演する方法で行いました。具体的には,①種なしと果実肥大のためのジベレリン処理の方法とそのための房作りについて,②短梢栽培における新梢管理としての摘心方法についての2つの項目を行いました。

 参加者からは,自分が行ってきた栽培管理と比べながら効率的な作業方法や主枝の配置などについて質疑応答がありました。

 なお,この研修会は,生育状況に応じて必要な技術を習得するため,冬期の整枝せん定まで,今後7月,8月,12月の3回実施していきます。

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144 


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令和元年度石巻農業士会通常総会・歓迎会が開催されました

2019年06月14日 17時22分25秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年6月6日に石巻市駅前の「大もりや」において,石巻農業士会の令和元年度通常総会並びに歓送迎会が開催されました。当日は農業士会会員に加え,農業士会顧問や平成30年で退会された農業士,普及センター職員計31名が出席しました。

  令和元年度の事業計画では,石巻農業士会員相互の連携を強化していくとともに,農政を取り巻く状況が激変する中,早期の情報収集等を図るために,交流会や現地視察交流会等の実施が決定されました。併せて,今年は役員改選の時期にあたり,新会長として齋藤 英彦氏が選出された他,副会長等新役員が選出されました。石巻農業士会は令和元年度の事業を,齋藤会長の新体制のもとで進めていくこととなりました。

 歓送迎会では,平成30年度末をもって御退任された元青年農業士の星名 大地氏,星 和幸氏にこれまでの農業士活動をねぎらい農業士会より花束と記念品が贈られました。また,新たに指導農業士として佐藤 雄則氏,髙瀬 卓弥氏,青年農業士として今野 茂昭氏,三浦 勇介氏,吉田 卓矢氏の5名が農業士に認定され新たに会員に加わりました。

 石巻農業改良普及センターでは,これからも石巻農業士会とともに,地域農業の発展に向けた活動に取り組んでいきます。

  

 <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班

       TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 


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加工用馬鈴薯防除講習会及び現地検討会の開催

2019年06月14日 11時58分11秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 登米管内の加工用馬鈴薯の栽培は昨年が15.3ha,今年度は24haと作付けが拡大しています。JAみやぎ登米では,加工用馬鈴薯の安定生産を図るため5月21日に防除講習会を開催し,カルビーポテト株式会社の指導員から,馬鈴薯の病害虫の特徴や効果的な防除方法について講義があり,普及センターからは品種比較試験の結果を紹介しました。

 次に,5月30日の現地検討会では,生産者のほ場8か所を巡回し,生育状況や追肥・土寄せ等の管理状況を確認しました。いずれのほ場も順調な生育でしたが,今後は病害虫の発生しやすい時期に入るため適切な病害虫防除の実施について注意喚起されました。検討会には,登米市や栗原市の生産者等20人が参加し,収量・品質向上に向け生産意欲の高さが感じられました。今後も,普及センターでは,良質な馬鈴薯生産に向け支援していきます。


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宮城県ころ柿出荷協同組合通常総会が開催されました

2019年06月14日 10時57分56秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 去る令和元年5月27日,白石市の宮城県ころ柿出荷協同組合において「宮城県ころ柿出荷協同組合第67回通常総会」が開催されました。 

 この組合は,昭和28年の設立以来,長年にわたり,本県を代表する特産品であるころ柿や樽柿などの生産に取り組んでいます。

 特に平成30年産は,組合員の努力により豊作となり,品質の高いころ柿や樽柿が出荷されました。

 来賓の白石市長からは,市の農業祭で組合が取り組んだころ柿作り体験が大好評であったので,引き続き本年もお願いしたいと祝辞で述べられました。また,丸森町からは,耕野小学校が作成した「ころ柿のヒミツ新聞」があぐりキッズ農業体験活動壁新聞コンクールで最優秀賞に選ばれたことが報告されました。

 総会後には,食品表示法の改正に伴う,生産者の住所氏名,栄養成分を記載する新しいラベルの説明がありました。

 普及センターでは,病害虫防除,肥培管理及びせん定など栽培技術情報を提供し,安全安心な品質の高い原料柿生産を支援していきます。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138

 


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石巻地域生活研究グループ連絡協議会で豆腐づくり講習会を開催しました

2019年06月13日 14時05分18秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年6月6日に石巻地域生活研究グループ連絡協議会が,くらしの講座として,豆腐づくりの講習会を開催し,16名の会員が参加しました。参加者は,率先して作業に取り組み協力しながら豆腐づくりを行いました。昼食では,手作りの豆腐だけでなく,会員が持ち寄った筍ご飯やワカメサラダ,デザートが振る舞われ,参加者はそれぞれの料理を味わいながら交流を深めていました。参加者からは,『自分の手で作ったものはより美味しい』といった声に加え,『豆腐は買えば安いけど手作りとなると手順が複雑で意外と大変だ』という声が聞かれ,美味しく食事を頂くと同時に食のありがたみを感じる実りのある講習会になったようでした。普及センターでは,今後も生活研究グループの活動について,継続的に支援を行っていきます。


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