宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

パソコンによる農業簿記研修会を開催しました!

2024年01月26日 14時22分11秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年1月22日(月)に、管内の若手や女性農業者の経営管理能力の向上を目指して、パソコン農業簿記研修会を開催しました。

 管内の農業者5人が参加し、決算仕訳、決算書の作成の演習を行いました。

 講師のソリマチ株式会社門田リーダーのわかりやすい演習により、全員決算書の作成ができるようになりました。また、インボイス制度が令和5年10月1日から、電子帳簿保存法が令和6年1月1日から施行され、その概要や記帳方法について説明があり、参加者は法律に対応できるようになりました。

 普及センターでは、今後決算書を使った経営分析ができるように支援を行っていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班
TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999


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宮城県農業・農村女性活躍表彰で最優秀賞を受賞されました

2024年01月26日 07時24分46秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年1月11日に開催された「2024農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会」において宮城県農業・農村女性活躍表彰の授賞式が行われ、気仙沼市の三浦悦子氏が女性地域社会参画部門(個人)で最優秀賞を受賞されました。
 この賞は、宮城県が、農業・農村において社会参画や起業等で活躍する女性の個人やグループ等を表彰し、広く紹介するものです。  

 三浦氏は、夫の経営承継を機に就農し、ブロイラー経営に従事し、地域のイベントで農業の魅力や楽しさを伝えるなど地域の活性化に貢献されました。また、本吉町(現気仙沼市)において、女性初の認定農業者、農業委員、議会議員となり、女性参画が少ない分野において常に先頭を走り、道を切り開いてきた功績が大きく、さらに、これまでの活動において、家族、特に夫の理解と協力が大きく、誰もが認めるパートナーシップを築いていることも評価されました。

 令和6年1月23日、三浦氏が当地方振興事務所を訪れて受賞の喜びを報告されるとともに、女性の社会参画に対する強い想いを述べられました。

 今後も農業の活性化及び女性の社会参画に向けて活躍されることを期待しています。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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南三陸町で令和5年度第3回シャインマスカット栽培研修会を開催しました

2024年01月25日 08時46分11秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 気仙沼・南三陸地域では、シャインマスカット等の大粒ぶどうの栽培が拡大しており、新規栽培者や栽培希望者も増加傾向にあります。普及センターでは栽培技術の向上による安定生産を図ることを目的に、令和6年1月15日に今年度3回目となる栽培研修会を開催し、管内のぶどう生産者11名が参加しました。普及センター職員が講師となり、整枝せん定のポイントについて実演を交えて説明をしました。参加者からは、せん定の他、栽培園地に合った樹形の作り方や施肥管理等について質問や意見が寄せられ、有意義な研修会となりました。

 普及センターでは、今後も果樹の安定生産に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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JA新みやぎあさひなねぎ部会の曲がりねぎ出荷講習会が開催されました

2024年01月23日 17時26分12秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和5年12月7日、JA新みやぎあさひな統括営農センター主催で曲がりねぎの出荷講習会が行われ、部会員20名程が参加しました。

 講習会では、JA新みやぎの営農指導員が講師となり、ねぎの販売情勢や今後の出荷スケジュールなどについて説明がありました。また、実際に曲がりねぎを用いて、品質のチェックや調整の仕方などについて実演が行われました。

 普及センターでは、ねぎ部会の新規就農者に対して、役場やJAと連携しながら定期的な巡回指導を行い、栽培技術向上のための支援を継続しております。

 JA新みやぎの曲がりねぎは12月下旬から仙台市場や札幌市場に出荷され、各店頭に並びます。曲がりねぎは通常の長ねぎよりも柔らかくて甘いのが特徴ですので、皆様是非ご賞味ください。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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みやぎ農業未来塾「第2回農業力資質向上講座」を開催しました

2024年01月23日 08時51分54秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年1月17日、亘理農業改良普及センターを会場として、「みやぎ農業未来塾【第2回農業力資質向上講座】」を開催し、就農希望者や新規就農者等、合計19人が参加しました。  

 講座では、株式会社西野農園の代表取締役西野拓氏を講師としてお迎えし、「就農までの経緯とその後の取組について」と題して講演していただきました。

 西野氏は名取市に独立自営就農され、様々な野菜の栽培に取り組まれています。就農までの経緯、おいしい野菜を栽培するポイント、収益向上のための工夫、地域に根差した農業の在り方、就農の心構え等について話していただきました。参加者は熱心に聴講されており、講演後には多くの質問がありました。また、アンケートでは「新規就農者のリアルな話を聞けて非常に参考になりました」「行動力あるのみということ強く感じられました」等の感想が寄せられました。

 普及センターでは、今後も担い手の確保及び育成に努めてまいります。

講演の様子

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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令和5年度農業法人ステップアップセミナーの第2回が開催されました

2024年01月19日 13時30分06秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和5年12月21日、仙台市のJRフルーツパーク仙台あらはまを会場に、第2回令和5年度農業法人ステップアップセミナーを開催しました。本セミナーは、管内農業法人で喫緊の課題となっている「事業承継」をテーマに、経営者や新たな担い手候補の方を対象として開催しました。講師には、松倉惠子特定社会保険労務士をお迎えし、「事業継承に向けた最初の一歩」として、継承の進め方を実践的に学ぶワークショップ形式で講義を行いました。

 ワークショップでは、参加した生産者4人と、関係機関がグループを組み、自身の仕事内容や会社での役割、今後の引継ぎ方について意見を出し合うなど、積極的に取り組んでいました。講義終了後は「仕事が引き継ぎやすいように、社内でのコミュニケーションを円滑に行えるようにしたい」、「組織の中で、仕事内容に関する共通理解を図りたい」などの前向きな声をいただきました。

 普及センターでは今後、各農業法人が抱える課題を明らかにし、継承計画について考えるきっかけ作りを行うとともに、具体的な支援策について関係機関と連携して専門的支援を実施することとしています。

 

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 

 


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髙山真里子氏が農業・農村女性活躍表彰の最優秀賞を受賞されました

2024年01月19日 11時29分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年1月11日に夢メッセみやぎにおいて、2024農山漁村パートナーシップ推進宮城県大会が行われ、そのなかで農業・農村女性活躍表彰式が開催されました。

 この表彰式において、仙台市若林区で野菜を生産している髙山真里子氏が女性地域社会参画部門の最優秀賞を受賞しました。

 髙山氏は、平成17年度に「マリズファーム」を立ち上げ、約3ヘクタールの農地を活用して、一般的な野菜からハーブや西洋野菜に至るまで、少量多品種の野菜を生産しています。

 仙台市の女性農業グループ「なのはな工房」や「フェムリエ仙台」の代表として、女性農業者の活躍の場を広げるとともに、多くの農業研修生を受け入れ地域農業の担い手育成に貢献されてきました。令和2年度には宮城県指導農業士に就任し、模範となる農業者として、後進の育成にも取り組んでいただいております。

 仙台普及センターでは、地域農業の担い手育成のため、モデルとなる農業者と連携しながら、農業における女性活躍の場を広げる取り組みを支援してまいります。

(写真は右から2人目が髙山氏)

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8320

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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大崎農業士会第2回研修会

2024年01月18日 10時16分00秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 宮城県では、技術と経営能力に優れた地域の指導的農業者の方々を指導農業士、青年農業士として認定し、普及センターとの連携のもと、次代の農業を担う若手農業者等の育成・指導や地域農業の振興に関する助言などの役割を担っていただいています。

 令和6年1月11日に管内の農業士で組織する大崎農業士会が今年度2回目の研修会を開催しました。今回の研修では、令和6年1月から義務化された電子帳簿保存法について学ぶこととし、古川税務署の職員からこの法律の具体的な内容について、株式会社ソリマチの職員から電子帳簿保存法に対応した会計処理ソフトの概要についての説明をいただきました。

 参加した農業士の方々は、関連書類の具体的な処理方法などこれまでよりも理解を深めることができました。

普及センターでは、今後もこのような研修会の開催などを通じて農業士活動に対する支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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「異常気象に負けない野菜生産セミナー」を開催!

2024年01月17日 15時40分04秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年1月10日に石巻合同庁舎において「異常気象に負けない野菜生産セミナー」を開催しました。これは令和5年夏の異常気象による高温で野菜の生産量が著しく減少したことを受けて開催したものです。約100人の参加があり、生産現場の関心の高さが伺えました。  最初に仙台管区気象台の濱浦俊悦情報活用推進官から令和5年夏季の気象経過について情報提供があり「8月から9月の高い海水温」、「ジェット気流の蛇行」及び「太平洋高気圧の本州付近への張り出し」などいくつかの要因が重なり、酷暑につながったとの説明がありました。また、今後の気象は地球温暖化から高温傾向が続くのではないかとの見通しの説明もありました。  続いて、明治大学農学部の岩崎泰永教授からは「異常気象に備えた野菜生産」と題し、高温時の作物は発育量に対して光合成産物が足りず徒長傾向になっていることから、高温下であっても適正な生育を維持する栽培管理が大切との説明がありました。例えば作物が萎れるのでなければ、「遮光」は作物にとって光合成量を減少させるため、一律の「遮光」に対する注意を呼び掛けていました。野菜生産においては施設や露地で多種多様な品目が栽培されており「高温対策にいわゆるHow toはありません」とも明言され、あらためて高温対策の難しさを認識しました。  なんとか解決の糸口や対策を見つけたいと参加者は熱心に講演内容をメモしたり、講師に質問するなどして、活気にあふれたセミナーとなりました。  普及センターでは今後も関係機関や生産者の皆様と協力し、夏の異常気象に有効な対策の検討を引き続き行っていきます。

<連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第二班

       TEL 0225-95-1435 FAX 0225-95-2999

 


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石巻地域生活研究グループ×べジ☆hope 料理交流会開催!

2024年01月16日 13時13分03秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和5年12月13日(水)に、「石巻地域生活研究グループ連絡協議会(以下、生活研究グループ)」と若手女性農業者の組織「べジ☆hope」による料理交流会を開催しました。生活研究グループからは3人、べジ☆hope からは5人、普及センターからは3人の計11人が参加しました。

 今回の交流会では、各グループが講師を担当し、お互いに料理の紹介を行いました。生活研究グループからは会長の特製「焼肉のたれ」、べジ☆hopeからは講師を担当した会員のふるさとの味である愛知県の「鬼まんじゅう」が披露され、普及センターからは焼き肉のたれを使った「カオマンガイ」と「やみつきキュウリ」を紹介しました。

 当日は急きょべジ☆hopeの講師を担当した会員が欠席となりましたが、皆で協力して時間内に完成させることができました。初めて挑戦する料理もありましたが、参加者たちは口々に「美味しい」「このようなアレンジができるとは知らなかった」などと感想を述べ、世代を超えて交流していました。

 来年も開催を希望する声があることから、今後も交流を深めていきます。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 
TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999

 


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