組み上がったグレートジャーニー改の第二回走行テストとして、アシスト度が一番低いecoモードで、あまり坂の無い安曇野でどれだけの距離を走れるかをテストしてみた。
結果は、740m登り、120km走って、電池残量は2/6目盛(走行中は2の目盛点滅なので1.5/6か?)だった。
つまり平地を走っている分には、100kmは安心して走れるし、無理をしてアシスト無しを混ぜれば150kmも可能と言う事だ。ベンチマークにしているヤマハのYPJ-ERが13.3Ahの電池に対し、GJ改は10Ahの電池なので、ほぼYPJ-ERの0.7~0.6倍の距離という所か?
尚、36V-10Ahの電池は、出発時/充電完6/6の時に42V、120km走行後電池残2/6の時に35.1Vだった。
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----- 以下、テスト走行の詳細。 -----
信州新町で通行止めの影響で国道19号の交通量は少ない。まだアシスト設定は日本モードではなく、デフォルトの欧州モードにしたままなので、僅か下りの道を25~30km/hで巡行していく。(この欧州モードは電池を消費するが、17~25km/hのアシスト減少が無いので巡行維持に最高)
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やがて国道19号を離れ、池田町方面に緩やかな道を登っていく。何時もなら僅かの登りでも速度ががくんと落ちるのに、アシストのおかげで、25km/h巡行を維持できる。あっ、段丘の上に桜色、早速ちょっと登ってみる。残念ながらもう散りつつある桜の向こうに今日の目的地、大町が見える。
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池田町の田園地帯に復帰して、爺ヶ岳、鹿島槍、唐松岳、白馬三山を望む。
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ずっとエコモードで走ってきたけれど、山岳博物館前の10%超坂はさすがにtourモードで登らせてもらう。ここまで35.9km走ったが、電池容量目盛は減らず、6/6のまま。これは結構走れそうだ。
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山に雲一つなく、散りゆく桜に、テスト走行を忘れ、雪山/お花見モードなってしまったが、その辺りの写真はまた明日UPするとして、テスト走行を続けましょう。
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今日の最北端、木崎湖へ。走行44km、電池目盛はまだ5/6、このまま白馬まで行けそうな気もするが、、、、今日はどの程度距離が出るかを確かめるライドなのでここで引き返し。
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木崎湖を周回して、大町のカイザーへ。
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食事後、マスターに19kgの超重量級のGJ改を見せてから、帰宅へ。観音橋で爺ヶ岳、鹿島槍ともお別れ。
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ちひろ美術館で小休止。
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60km以上走ったのに、アラセブでも25km/h巡行を維持できる。やはり電動アシストの力は偉大だ。
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丁度切れの良い距離100km走行で、電池残量は停止時で3/6、実際の走行時は2.5/6とまだ電池に余裕がある。
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あまり休みも取らず岩垂原に着く頃には曇ってきたが、穂高連峰はまだ見えている。
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家に着くまで、電池残量がありそうなので、回り道をして小曽部へ。
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いつも出発点にしている奈良井川大彎曲点上の段丘に登る道は花桃が満開。
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120km走り終えて、自宅についた時の疲労度はアシスト無しのロードの時と比べると、70%位かな? 疲れ果てては居ない、まだ走れる感じではあるものの、脚はそれなりに疲れている。電動アシストだと巡航速度を維持でき、体に風を感じられて気持ちが良く、しかも、25km/hを越えるとアシストが切れるので、運動量はそれなりにある。
平地以外の数%越えの坂に直面してもアシストモードをTourやSportsにすることすれば心拍を150以下に抑えることが可能で、体にも優しい。とは言え、重量が19kgの自転車を転がすので、運動量が半減というわけではない。
耐久性、電池の持ち、、、、、色々と心配点はあるが、今の所、今回のグレートジャーニーのe-bike改造は成功だった気がする。
走ったのはこんなコース120km。 地図クリックで各区間の詳細データーを見たり走行速度再生などができます。
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今日のレポを読んで、アシストの魅力が伝わりました。
景色もワンダフル。
正統派自転車乗りからは胡散臭い目で見られるでしょうが、電動アシスト、老人向けには最高の自転車だと思います。アルミや鉄の自転車であまり乗らないのがあれば1台改造するのはありですね。
次回はヒルクラの試験をやってみようと思います。