我家の1979年三菱電機製のオーブントースターBO-700、1合のご飯も炊くことのできる、炊飯オーブントースターというちょっと特殊なトースター。庫内が普通のオーブントースターよりわずか大きく、上側のヒーターの高さを調整できるので、グラタン等の少量のオーブン料理をするにはオーブンレンジより使いやすい。
又、この頃の家電製品は作りが丈夫なので、もう40年も修理することなく使い続けている。ただ、だいぶ汚れてみすぼらしくなっているので、連れ合いは買い替えたいらしい。
先ずはセスキ炭酸ソーダ、中性洗剤、ナイフ等を使って、積年の油汚れ、こびり付きを落とし、さらに塗装部分はワイヤーブラシで塗装落としをする。(反省すると、この塗装落としが不完全だった)
エアーブロー後、塗装で一番大事な養生、塗装する場所以外をマスキングテープと新聞紙で覆う。
錆止めプライマーを塗装。
天板の塗装がまだら模様となったので、400番のサンドペーパーで均してから、最終塗装へ。
使ったのは、ダイソーの100均アクリルペイントスプレー。これなら少量で使い捨て出来て便利。
ただ、仕上がり面をみると、天端の凸凹まだら模様が残ってしまった。これでは塗装の意味が無いので、グラインダーワイヤーブラシで天板の鉄面が出るまで、再度研磨。
外気温が低いのも心配なので、通電して、オーブントースターを温めてから、プライマーを塗装。さらに通電して、塗装を乾かした後、最終塗装を行った。
やり直したら、良い感じに仕上がり、40年前のトースターとは思えないように綺麗に直った。
トーストを焼いてみたら、匂いもなく、塗装の浮きもない。長期の使用やオーブン料理でどうなるかはまだ不明ながら、連れ合いの買い替え願望はちょっとの間、封印できそうな感じである。
-- 追記 -------------------------------------------------------
一年間、週数回使っても、塗装の剥がれや水膨れ無し
ダイソー100円スプレーペイントおそるべし
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-- 追記2 ----2021-1/2--------------------------------------------------
コメントリクエストに応えて。2年後の状態表示。今日も正月の
お餅焼きに大活躍。 先月はグラタンも作った。炊飯器でスポン
ジケーキ作っている間のピンチヒッターで炊飯もした。
御心配の塗料の焼けはほとんどなし。ただ上に汁物を置いた跡が
少し焼けている。
と思ったら、型番が違いました。
BO-500でした。
毎朝パンを焼いています。
もう何十年にもなるかな。
http://tonsan.boo.jp/etsuranyou/BO-500.JPG
ほぼ筆者さんのと同じ形で同じ色でした。
多分1年後の1980年製造だろうな。と解決したので
スッキリしました。
この頃の家電で単純な構成のものは頑強ですね。
最近のトースターならもう電熱ヒーターがイカレるのが当たり前なのに、今日もきちんとパンを焼いてくれました。
我が家の炊飯トースターをリニューアルすることになり、作業前に型番BO-700で検索、なんと同じ事をした先人あり、で書き込んでしまいました。隣りで「なんでうちのトースターが写ってるの」と云うくらい全く同じ状態です。違いといえば、趣味よりこちらが先と云う事で、逆風に逆らうというよりは横風が吹いて優先することになった次第です。先ず内部の銀色を回復して熱効率を上げよ、次にガラス清掃とコードリールもスムーズにというので、バラバラにすると言ったら、ならば見栄えも良くしてとなり、現在若草色のペイント待ちです。因みに、これは彼女のお祖父さんが購入(S53.10.20求ムとあり)、我が家に回ってきたもので、多分捨てられないでしょう。
それから、ほぼ二年経って塗料への熱の影響は如何ですか。気になる処です。
Good Luck!!
昨日は、緊急事態再宣言になるのではと、前宮本宮までのとんぼ帰り初詣になり、失礼しました。
普通の塗料でも充分いけそうですね。懸念が払拭され助かりました。
当初、余っていたマフラー用耐熱シルバーは即刻、却下されました。
今回はサンポールで完璧に錆を落とし、パーフェクトを期したいと思います。
ありがとうございました。