週2回通っている、志学館高校の農業実習で先週収穫したメルロー。ブドウをタンクに仕込むと言うので、見学をさせていただいた。
赤ワインは茎を取り除き、果汁と果皮を仕込まねばならないので、先ず除梗(茎取り)機に収穫したブドウを投入していく。
破砕はされたものの、まだ搾ってないブドウの果実をタンクに豪快に移送していく。
よく見ると、ブドウジュースはまだ半透明で、赤いのは果皮のみだ。
この後、発酵、圧搾を経て赤ワインになっていく予定だ。
昨年、一昨年のワインが眠る地下のセラーも見せてもらう。マスカット・ベリー・AでMBA(not Master of Business Administration)というのだそうだ。
ただ、このワイン、醸造した生徒は18歳以下なので、生徒は試飲はできない!それでも安くて味が良いので、地元では人気のワインの一つらしい。
生徒は卒業後2年経つと、自分の醸造したワインの内、販売せず取っておいた記念のボトルを受け取りにくるのだそうだ。こちらが、生徒用に残されたワイン。
外に出れば、実習室の横で、次の収穫に備え、収穫籠の洗浄作業を行っていた。雨の来る前に収穫を急がねば。