ロケットストーブ2号を作ったのだが、なかなかゴーゴー音を立てて燃えてくれなかった。
この所、庭の樹木の剪定枝が沢山溜まってしまい困っていた。春の火災予防運動中で時折消防車が巡回しているが、次の剪定枝回収日は1ヶ月以上先だ。おっとり刀でマスヒーター兼剪定木燃焼用のロケットストーブ2号の改造に取り掛かった。
ドラム缶の底をジグソーで切り取って、上側の剪定木投入口の蓋を作る。
底が開いたので、燃焼筒/バーニングトンネルも取り付けやすくなった。(ここもその内もう少し改造しよう)
ひっくり返して正立させ、2つ目の煙突穴を空け、SUS煙突を2本付ける。これは、ロケットストーブのWikiに「ヒートライザーの断面積・煙突の断面積は、バーントンネルの断面積より、広くすること。これは、燃焼の遅滞や煙の逆流を避けるためである」と有ったのでヒートライザー/煙突を2本にしてみたもの。1本のSUS煙突は70cmほどドラム缶の中に突っ込んであり、ヒートライザー風になっている。もう一本は20cm位しか突っ込んでなく、ドラム缶上部にたまった煙を排気する。
SUS煙突に保温用にセメント煙突を取付け、上部の蓋をあけて、剪定木をドラム缶に満杯になるまで詰め込み、燃焼筒に段ボール片と種火になる乾いた木材一本を入れて点火。
燃焼筒の段ボール片が燃え終わる頃には、勢いよく燃焼が始まった。
一度炉内が温まり、底に置き火種ができると、上部投入口から時々剪定木を入れれば、燃焼筒に種火が無くてもバンバン燃えてくれる。これでうまく行けるかしばらく観察してみよう。