TSDZ2を自分で取り付けたe-bikeのグレートジャーニー改、以前は100km走っても電池の残りは半分近くあり、安心して走れていた。所が最近100kmを走ると電池が2/6程度になってしまい、遠出した時心配だった。満充電にした後の電圧もかっては41.7ボルトあったのに、最近は41.1Vと随分と低い。
まだ1年経っていないが、走行3000km超、充放電も50回くらいしたので、そろそろ電池の能力に陰りがでてきたのかと心配していた。
充電は発火の危険を避ける為、タイマーを咬ませ屋外の自転車置き場の金属缶の中でやっている。この自転車置き場、我家でもっとも日の当たらない場所で、昼も零下であることが多い。
ふと、思いついて、念のため、室温と同じ温度になるまで放置後、監視しながら室内で充電してみたら、さらに数十分充電が継続し、41.7Vまで充電できた!!
そう言えば、上高地から冠雪した安房峠へ登った時も、気温が零度になったら急速に電池が消耗し、前途不安になったが、下に降りて来て、気温が十数度あがったら電池が復活したことがあったのを思い出した。
文献を読んでみると、やはりLiイオン電池は温度が数度以下になると、内部抵抗が増し、能力を十分に発揮できなくなるようだ。
最近、気温が零度付近の時に走ることが多かったので、やはり電池の性能が一時的に20~30%落ちていたというのが真相のようだ。
信州も早く春になって、零下を脱出してほしいと思う今日この頃。