今日も安曇野の走りやすそうな道探しに出かけた。
奈良井川沿いの堤防道路。車が少なくてよさげ。問題はこの道がとぎれとぎれなこと。
そこから、定番コースになりそうな、拾ヶ堰用水路のCRをたどり、自転車広場へ。橋の上からは松本平のシンボル、常念岳が正面に見える。水が常念岳の方向に向かって流れ、登っていくような錯覚を覚える光景だ。
堀金で拾ヶ堰を離れ、安曇広域農道へ。南からの追い風のおかげで35km巡行。安曇追分でスケッチロード側へ左折。
逆に南下しているサイクリストにはかわいそうな向かい風。私も帰りは頑張らねば。
今日の最北点、ちひろ美術館へ到着。
夏のお花畑はもうおしまいかな。
さて、では、逆風をものともせず、戻りますか?
帰りは安曇野の西側で標高が少し高く、上り下りもある山麓線へ。この辺りは今は安曇野アートラインとか言う洒落た名前が付けられているらしい。
北アルプス山麓に広がる水田の稲穂が色づき始めている。
65歳以上の方なら解かる、NHKのラジオドラマ、「鐘の鳴る丘」
♪ 緑の丘の赤い屋根
とんがり帽子の時計台
鐘が鳴ります キンコンカン
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鳴る鳴る鐘は父母(ちちはは)の
元気でいろよという声よ
口笛吹いておいらは元気 ♪
その舞台となった、戦争孤児収容施設の本館が移築展示されている。
昼ごはんに予定していた、チロリン村は今日はお休みで振られてしまったので、この道沿いに沢山あるお蕎麦屋さんへ飛び込む。観光地料金ではあったが、味、コシはしっかりしたおいしいお蕎麦でした。
強い日差し、若干の登り、そして何よりも強い逆風に負け、北アルプス牧場で一休み。
それでも、暑さにトチ狂って、なだらかな山麓線を直角に曲がり、西進、北アルプスに向かって山に登っていく。行く先は県営烏川渓谷緑地。
公園内は緑に覆われ、烏川沿いの涼しい公園なのだが、残念ながら自転車は走行禁止。押し歩きで、河原に出て、ジャージを水に浸し、それを着れば、天然クーラー。火照った体に心地よい。
濡れたジャージで、山を下り、また山麓線へ。松本市街が遠望できる。
あたりに広がる果樹園の中を通り抜けて、先日この近くと目途を付けた、高校時代の親友の墓にお参りする。
なだらかな下りの道を気持ちよく、松本に下り、本日の安曇野周回はおしまい。
走ったのはこんなコース。
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そこを自転車で回るのは健康的ですね。
そこを自転車で回るのは健康的ですね。
徐々に足慣らしで走っていますが、交通量が少なく、信号も少ないので、やはり横浜よりずっと走りやすいですね。ただ、道幅は狭いので、目立つ服装と、日中でもライト点滅は必須です。
美術館は観光ブームで建てられた、粗製乱造のものもあり、良いんかな?と思うこともありです。
安曇野は会社員時代の同僚の出身地で飲む度に故郷の良さを語っていました。
「そんなに良い所ならどうして安曇野を出たんだよ、長男のくせに」
と余計な意地悪を言ったことを思い出します。
成る程、良い景観ですね。