米国漫才でよくあるのが、Good News/Bad News 。
東芝病院に3ヶ月毎の前立腺癌マーカーPSA検査に出かけたら「次の検査からは、別の病院をお探し下さい、紹介状をお書きしますから。」とBad Newsを告げられた。
ウェスチングハウス経営失敗の余波の、資産切り売りの一環で、東芝病院が売却されることは知っていたが、名前が変わるだけで、病院の体制は同じだろうとの考えは浅はかだった。
4月からは経営主体が変わり、幾つかの診療科目に関しては継続するかどうか未定で、担当医師も3月末には別の病院に移るのだとか。
そう言われて待合室に戻ると、いつもは混んでいる待合に人がまばらであることに気づいた。
気になって、右手首と右大腿骨骨盤骨折後、2ヶ月の入院と厳格なリハビリ指導してくれた整形外科がどうなるか見に行くと、この掲示。
整形外科に大勢たむろしていた、ご老人達は既に地図に示された別の病院に割り振られているらしい。
いつもは老人で混みあっていた待合室も午後になると、誰も居ない。
ラグビーなどの実業団チームがあった為、運動選手のスポーツリハビリ分野では、かなり名の知られていた整形外科は無くなるらしい。6年前あれだけの大骨折をしながら、私の運動機能がほぼ完全に回復できたのは、ここのリハビリチームに依る所が大きいだけに、非常に残念だ。今後、後遺症が出た時は何処に相談に行けばよいのだろう?。
最後に精算に窓口に行くと、脇のATMにはこの掲示。銀行も逃げ足が速いね。
今から11年前、原子力出のSカンパニー社長にチョット逆らって、役職定年になってしまった時、もっと思いっきり逆らって、ひと悶着起こしておけば良かったとか、幸いにしてWH買収には全く拘わらなかったが、この経営失敗を阻止できなかった数万分のⅠの責任はあるかもなとか、転職しなければならない病院の職員も大変だろうなとか思い巡らす今日この頃。
さて、Good Newsは
前立腺癌の可能性が数%以上あるとされるPSA値の閾値、4以上が2年間つづいたのだが、今回の検査では3.87と4を切った。ぎりぎり正常範囲にもどったのだ。まあ、この数字なら、半年毎に数値を見て行けばよろしいでしょうとのこと。
Good News/Bad Newsの通院だった。