ズレ。

最初はちょっとしたコトなんです。
たわいもないコトなのかも知れません。

そのちょっとが時間がたつにつれてだんだん大きくなるのです。

それは「角度」でイメージするといいでしょう。
方向が90度ズレていれば「北」と「東」（あるいは「西」）がわかるでしょう。
180度ズレていれば「正反対」とわかるでしょう。

ところが1度しかズレていないとすぐにはわからないのです。
近くで見てもわからないのです。
正確には気がつかないのでしょうね。

ところがその角度のまま地球から離れて月まで目指すとします。
最初はたかだか1度のズレだと思っていたコトが時間と距離が長くなればなるほどその開きは大きくなり、月へ辿り着くことはできずにとんでもないところに進んで行ってしまうのです。

客数でも、売り上げでもそして考え方でも事業やプロジェクトを進める上で方向性を一致させる必要があります。

手段はいろいろあってアイディアを出せばいいのです。
それぞれの得意分野やエキスパートがそれぞれの最高のパフォーマンスを出せばチームとしては良い結果を出すことが期待できます。

スタート時点でこのズレがあってはうまくいくはずもありません。
企業に置き換えればそれは「経営理念」や「ビジョン」と言う表現がなされているのです。

十分なコミュニケーションがズレを防ぎますが、根本的な立ち位置が違う場合はいくらコミュニケーションをしてもうまくいかないことが多いですね。









オープン戦も始まっていますしWBCも始まります。
動き出しましょうね、ありがとうございます。