ホウチャクソウ、漢字で書けば「宝鐸草」
お寺などの古い建物の軒先に揺れている飾りの「風鐸(ふうたく)」
その姿を思い浮かべて、この名前がつけられたとか。
宝鐸と風鐸とは同じ意味です。
こんなものです。ご存知でしょう?

これは奈良の薬師寺のものです。
高校一年生の国語の時間に、こんな詩を習いました。
甃のうへ 三好達治
あわれ花びらながれ
おみなごに花びらながれ
おみなごしめやかに語らいあゆみ
うららかの跫(あし)音 空にながれ
おりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるおい
廂(ひさし)々に
風鐸(ふうたく)のすがたしずかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃のうえ
(詩集『測量船』から)
この詩を習ったときから、私は風鐸に憧れるようになりました。
そして、別名にその名を持つホウチャクソウの花の姿も・・・・
私が見てきたのは、鉢植えにされているので小さくて花がたくさん付いていませんが、野に在るものは、細い茎にたくさんの花が揺れて、とても風情があります。
ホウチャクソウはまたの名を「キツネの提灯」というそうです。
日照り雨の中、こんな提灯をもったお供を従えて、キツネはお嫁に行くのでしょうか?
その様子、目に浮かびますね。
下のコメンと欄で、とんびさんへのお返事に書居たことが間違っていましたので、訂正させていただきます。
花がずらっと並んで咲くのはナルコユリで、ホウチャクソウは一箇所には2輪しか花が付きません。
花がよく似ているので、勘違いしてしまいました
お寺などの古い建物の軒先に揺れている飾りの「風鐸(ふうたく)」
その姿を思い浮かべて、この名前がつけられたとか。
宝鐸と風鐸とは同じ意味です。
こんなものです。ご存知でしょう?

これは奈良の薬師寺のものです。
高校一年生の国語の時間に、こんな詩を習いました。
甃のうへ 三好達治
あわれ花びらながれ
おみなごに花びらながれ
おみなごしめやかに語らいあゆみ
うららかの跫(あし)音 空にながれ
おりふしに瞳をあげて
翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍(いらか)みどりにうるおい
廂(ひさし)々に
風鐸(ふうたく)のすがたしずかなれば
ひとりなる
わが身の影をあゆまする甃のうえ
(詩集『測量船』から)
この詩を習ったときから、私は風鐸に憧れるようになりました。
そして、別名にその名を持つホウチャクソウの花の姿も・・・・
私が見てきたのは、鉢植えにされているので小さくて花がたくさん付いていませんが、野に在るものは、細い茎にたくさんの花が揺れて、とても風情があります。
ホウチャクソウはまたの名を「キツネの提灯」というそうです。
日照り雨の中、こんな提灯をもったお供を従えて、キツネはお嫁に行くのでしょうか?
その様子、目に浮かびますね。

花がずらっと並んで咲くのはナルコユリで、ホウチャクソウは一箇所には2輪しか花が付きません。
花がよく似ているので、勘違いしてしまいました
