そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花5・ムシクサ

2018年03月06日 | 野に咲く花
先日から続いた<ゴマノハグサ科クワガタソウ属の花も、私が自分で映した写真があるのは今日のムシクサまでです。

ムシクサって聞き慣れない名前でしょうか?
上の写真の左上のがそれです。

たまにゾウムシの仲間の幼虫が入り込んで、子房が舞う句膨らむことがあるので、こんな名前が付いたのだそうです。

これは一年草のようです。
葉っぱも細長く、花の形も、今までの種類とはちょっと違っています。
実は私も知ったのは、大阪府枚方市に引っ越してからの事でした。

古い図鑑では、少し湿った場所に生えると書かれていますが、最近ではアスファルトの隙間などにも生えているそうです。
そして、それはもしかすると、今までのものとは違う新しい帰化植物のムシクサではないかと、岩槻秀明さんの図鑑(『街でよく見かける 雑草や野草がよーくわかる本』秀和システム刊)に書かれています。

昆虫の世界でも、今までになかった種類のものが次々と発見されていますから、植物もきっと新種がふえているでしょうね。


それでは次回からは、違う種類のものをお見せしていきます。お楽しみに!





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コメント
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