そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く小さな花12・オランダミミナグサ

2018年03月27日 | 野に咲く花
ツクシが終わってスギナが伸びて来ました。
それにまじって目につくのが、こんな花です。

ナダシコ科ミミナグサ属のオランダミミナグサです。
日当たりの良いところが大好きで、ものすごく増えて繁るので、畑の強害雑草です。

あんまりありがたくない草ですが、これもまた。よく見れば案外可愛い花なんですよ~


茎の先に固まってつぼみをつけます。


こんな感じであちこちに咲いているので、どなたにもおなじみの草ではないでしょうか?



日本古来の在来種にミミナグサと言うのがあるのですが、これもすっかり影を潜めてしまったそうです。

名前の由来は、葉っぱを2枚並べると動物(ネズミだとか)の耳に見えるから、だそうです。



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野に咲く小さな花11・ノミノツヅリ

2018年03月27日 | 野に咲く花
これもまた、とっても小さな花が咲きます。
ハコベの仲間かな?と思いましたが、調べて見るとなでしこ科ノミノツヅリ属と図鑑にあります。
科で言えばハコベの仲間でも間違いないですが、属が違うのでやっぱり別の種類ですね。

全体の姿を見ても、根元から細かく分岐して、小さな花をいっぱいつけますので、「カスミソウみたい」と言う人もいます。
乾燥した所が好きで、コンクリートの隙間からでも顔を出しますが、あまりに小さな花なので見過ごされがちです。

かがみ込んで見ていると、通りがかりの人が不審そうに見てゆかれます。
ですが、よく見れば・・・とてもしおらしい草です

ツヅリとは「綴」と書きます。短い衣服という意味らしいです。葉っぱの印象から名付けられたと書いてある図鑑もありました。

越年草です。



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