そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

野に咲く花6・キュウリグサ

2018年03月07日 | 野に咲く花
早い所ではもう咲いているでしょう?
ワスレナグサの仲間の小さな青い花!キュウリグサ

ムラサキ科キュウリグサ属の2年草。
花の大きさは2~3ミリ。
草丈は15センチ~数10センチだったりします。

葉をもむと、キュウリに似た匂いがするので、こんな名前が。

葉柄が長く、先の方に付く葉は丸っぽいのでスプーンみたいです。


つぼみは「サソリ形花序」といって、丸く巻いています。サソリのしっぽみたいでしょ?

花が咲く前には伸びてきて、一本の茎にいくつもの花が咲きます。

花は水色で、中心部は黄色っぽいのが特徴ですが咲いてから時間が経つと白っぽくなることもあります。


このキュウリグサ、何だかイレギュラーな花が多くて・・・

こんなにまとまって咲いていたり


花冠(花びらに見えている部分で、全部つながっているものをこう呼びます)がたくさんあったり


花冠の先端が、桜の花びらみたいに切れ込みが入っていたり


二つの花冠がつながっていたり


などなどを見たことがあります。

トップの写真も雨上がりですが、こんな姿もありました。



では今日はこの辺で・・・






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