そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

貝殻・その2 ナミマガシワ

2016年04月26日 | チリ、プチモン・オクリカンクリ・貝がら
私が一番好きな貝です。
ナミマガシワという名前です。

この貝は、北海道以南に分布して、潮間帯から水深20mくらいの岩礁に付着して暮らします

そして、やがて命を終えると、岩にくっついていた部分はそのままになるけれど、上側の部分ははずれて波間を漂い、やがて砂浜に打ち上げられるのだそうです。

ナミマガシワ・・・・・波間柏
貝殻もきれいですが、名前もきれいだなあと思います。

こんなにきれいな貝だけれど、岩肌に残された下半分は無色透明だとか。
何ゆえに、きれいな方だけ波間に漂い、
やがてどこかの砂浜に打ち上げられて、私のところまで来てくれたのでしょう?

海のカミサマのご配慮としか思えないです


大好きな貝殻なので、以前にヤフオクで手に入れたことがありました。
その時に写した写真です。


たいていは円形に近い形をしているのですが、このときには、普通によく見かける2枚貝のような形のものが、たった一つ見つかりました。

上の写真の真ん中にあるのがそれです。
とてもうれしかったです。

ピーチグラスと一緒に大き目のビンに入れて、飾ってあります。






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2 コメント

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ナミマガシワ、 (小坊主)
2016-04-27 21:12:01
調べてみました。面白い奴ですね。
足糸で岩にへばり付いていて、死ぬと、へばり付いた右殻はそのまま、左殻だけが剥がれて、浮遊するんだそうです。

アワビやサザエ、ホタテや赤貝に付いていることがあって、茹でると、剥がれるそうですよ。
右殻の写真は、こちら。
3月23日の日記を、ご覧下さい。
ttp://blog.livedoor.jp/enosima_kai/tag/%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%AF
返信する
小坊主さんへ (森のどんぐり屋より)
2016-04-27 22:12:50
いつもありがとうございます。

ごく幼い頃には、浜辺で時々見かけましたが、もう、浜というものが姿を消しましたから、それ以来浜辺では見ていません。

他の貝等に付着しているのを見てみたいものです・・・
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