そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ささやかな夕やけ

2010年05月16日 | 夕やけと薄暮
              何も変わったことのなかった一日が

              静かに暮れてゆく

              このありがたさに感謝の祈りをささげよう

              
                            
              この夕陽が巡っていく先には

              食べるものに恵まれなくて
              
              あるいは

              予防注射が受けられないばっかりに
                
              消えていく 小さな命が幾つもある

              エイズに親を奪われて
 
              一人では生きられない幼子も

              たくさん居るという

               

              その子たちに

              今すぐに手を差し伸べることはできないけれど

              わずかでも救うことが出来るように

              明日も買い物の1%の貯金をしよう

              
              積もり積もれば

              数人の子供達に

              わずかな救いをもたらすお手伝いが出来る


              静かに沈んでいく夕陽に

              手を合わせて 自分に言い聞かせる



              

              
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小さなタンポポの綿毛にやどる虹

2010年05月14日 | 虹色いろいろ
しゃがんでよく見ると、背の低い草にクモの糸が張られていて、それにひっかかっているのでした。
強い風に、クルクルまわって、それでも飛んで行けないのです。

気の毒なのではずして飛ばしてあげようと思ったんですが、可愛らしいので写したくなりました。
見ようによっては、楽しそうにダンスをしているようにも見えたんですもの♪

でも、すごい風~
ブレちゃって、どうにもならないかな・・・そう思いつつも10枚ほど。
相当に強い風でも、じっと待っていると一瞬弱まることがありますからね。


部屋に帰ってパソコンに取り込んでみると、一枚だけいいのがありました。
これです!!

風に揺れていたのが幸いして、小さな綿毛が虹色に輝いて写ってるじゃありませんか
とてもうれしかったです

それから広っぱの方へ、ふ~~って、吹き飛ばしてあげました




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初夏の風に揺れる風鐸

2010年05月13日 | 3~5月の草木
ホウチャクソウ、漢字で書けば「宝鐸草」

お寺などの古い建物の軒先に揺れている飾りの「風鐸(ふうたく)」
その姿を思い浮かべて、この名前がつけられたとか。

宝鐸と風鐸とは同じ意味です。
こんなものです。ご存知でしょう?

これは奈良の薬師寺のものです。




高校一年生の国語の時間に、こんな詩を習いました。
     

      甃のうへ 三好達治

     あわれ花びらながれ
     
     おみなごに花びらながれ
     
     おみなごしめやかに語らいあゆみ
     
     うららかの跫(あし)音 空にながれ
     
     おりふしに瞳をあげて
     
     翳(かげ)りなきみ寺の春をすぎゆくなり
     
     み寺の甍(いらか)みどりにうるおい
     
     廂(ひさし)々に
     
     風鐸(ふうたく)のすがたしずかなれば
     
     ひとりなる
     
     わが身の影をあゆまする甃のうえ

              (詩集『測量船』から)

この詩を習ったときから、私は風鐸に憧れるようになりました。

そして、別名にその名を持つホウチャクソウの花の姿も・・・・



私が見てきたのは、鉢植えにされているので小さくて花がたくさん付いていませんが、野に在るものは、細い茎にたくさんの花が揺れて、とても風情があります。


ホウチャクソウはまたの名を「キツネの提灯」というそうです。
日照り雨の中、こんな提灯をもったお供を従えて、キツネはお嫁に行くのでしょうか?

その様子、目に浮かびますね。


下のコメンと欄で、とんびさんへのお返事に書居たことが間違っていましたので、訂正させていただきます。

花がずらっと並んで咲くのはナルコユリで、ホウチャクソウは一箇所には2輪しか花が付きません。
花がよく似ているので、勘違いしてしまいました
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ご紹介します

2010年05月12日 | 本の紹介・その他いろいろ
伊藤敏博大阪ライブ (風の音)
2010-05-11 17:33:49

どんぐり屋さん、とてもステキな水滴のページに
私の大好きな伊藤敏博さんのライブ告知を
図々しくもさせていただきますね(^^)/

余談ですが、伊藤敏博さんも、3年ほど前、富山で鎌田さんのラジオ番組「命の対話」のゲスト出演されましたよ(^^)v
その時の公開収録に行ってきましたが、とても感動的な番組ですね。
司会の村上アナウンサーと伊藤さんとは、お友だちだそうです(^^)

どんぐり屋さんのファンの方々にも、どうか北陸を拠点に今尚音楽活動をしている伊藤さんを、ぜひに応援して欲しいで~~す(^^)
以下「大阪ライブ」の詳細です。

♪2010年6月19日(土曜日)
  伊藤敏博 大阪ライブ
   会場 ゆめ二ティプラザ (大阪 松原市)
   開場 17:00~ 開演 17:00~
   料金 5500円
   お申込みは 風遊(ふうゆう)事務所へ
          ☎ 076-444-1337 ♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

伊藤敏博さんがゲストでご出演になったのは2007年10月の番組でした。

心に染みるギターを演奏される方で、そのギターをバックに鎌田實さんが自作の詩を朗読されました。
涙もろい村上アナウンサーは、たぶんウルウルだったと思います。


伊藤さんのことをお知りになりたい方は、こちらのHPをどうぞ。
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いただきもの♪

2010年05月12日 | 本の紹介・その他いろいろ
いかにも5月らしいでしょう?

足柄山ならぬ金時山に登山した友人が、送ってくれたはがきです。
薄い木で出来ていて、裏には通信文が書いてあります。

見えるでしょうか・・・郵便番号の上の方に「金太郎はが木(葉書ではないんです)」と書いてあるのが、愉快でした
消印は、こどもの日の5月5日!

消印は「静岡・金太郎」
郵便局が、こどもの日なので出張してきていたのだそうです。

うれしいお便りでした!!


他にも最近色々と頂く頃が多くて、UPしたい写真がたくさんあるのですが、カテゴリーの関係があるので、今日はこれだけ。


オマケの写真です。

洗濯物を干しにベランダに出たら、下の階のベランダの手すりに止まっていたハトが、こっちを見上げていました。
こうして見ると可愛いのですが
・・・

巣作りの季節なので、場所を物色中なんです。

我が家では以前に、ベランダにタマゴを生み逃げされて、とても困ったことがあります。
なので、ハト除けにCDを吊るしていますが、これが効果あって、最近は全然やってこなくなりました。

もし、お困りの方がおられたら、お試しくださいネ。



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先日の「蒲田實いのちの対話」を聞き逃したみなさんへ

2010年05月10日 | 本の紹介・その他いろいろ
当日のゲストは、白血病に倒れ、1%の可能性にかけて骨髄移植を受けて、今は骨髄バンクの推進に尽くしておられる全国骨髄バンク推進連絡協議会会長 大谷貴子さんを始め、家庭内暴力に耐えかねて、大きな暴走族グループのトップだったけれど、ふと気づいて仲間と主に会社を起こし、今は多くの人たちに希望を与えるお仕事をされているJAPAN元気塾理事長 加藤秀視さん
、そして、イラクの空爆で家族を総て失い、ただ一人ボランティアの方に助け出されて、今は女優として様々な活動をされている女優 サヘル・ローズさん
この3名の方々でした。


どの方のお話も、胸を打ちましたが、特に大谷さんのこんなエピソードがすてきでした!

白血病にかかって、骨髄移植をしても1%しか助かる見込みはないと言われた時、
ご本人は失望し手落ち込んだのに、お兄様が「1%も可能性があるんならやったらいいやん!!」と仰ったそうです。

それで目の前がパッと明るくなったご本人「先生、やります!」と叫んだそうです。

そしてその1%が見事に活きて、今はすっかりお元気になられて、骨髄バンクのお仕事をなさっているとか。
いい話だなあ~~すばらしいお兄様だなあと感激しました。



写真は、先月の旧暦8日の月と、ユリノキの若葉です。



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雨だ、雨だ!!

2010年05月07日 | 水滴・凍露
明け方から降りだした雨が、本格的になってきました。
これは出かけなくては!!

というわけで、頑張って写してきた中から何枚か、見てくださいね。

まず上の一枚は、キュウリグサですが、とっても大きな水滴が付いています。
いかにも水滴の中に葉っぱが入っているように見えますね。

こういうのを見ると、水滴の中を開けて見たくなるのですよ~がっかりするだけなのにね。



ハルジョオンを写そうと近寄ると、カメムシの仲間が止まっていました。

背中に大きな水滴を乗っけて、重くないのでしょうか?
カメムシたちは雨に強いらしくて、いつも、かなり降っていても出歩いています。



スズランも咲いていました。


スズランの花の中です。

オシベとメシベの配置が、きれいな模様になっていますね。
花の中なのに、メシベの先に水滴が付いています。



これはハナショウブでよかったでしょうか?(これはジャーマンアイリスというそうです小坊主さんがコメント欄で教えてくださいました)

大きな花が濡れそぼって、重そうです。

花の中心部の様子です。

シャガの花とは仲間なので、似ていますね。



そろそろ帰ろうかと歩き始めたら、若葉が紅い種類のカエデが目に入りました。
車止めの輪っかの中からのぞいて一枚。

デショウジョウという名前のようです。
お能の「猩々」に登場する主人公は、真っ赤な髪の毛を振り乱して踊りますが、それにちなんだ名前でしょうか?(これについても小坊主さんが教えてくださっていますので、↓のコメントをお読みください。 小坊主さん、いろいろありがとうございました)



雨の中をお付き合いくださって、どうもありがとうございました。
まあ、お茶でもどうぞ



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今年も咲きました!(ベニバナシャリンバイ)

2010年05月06日 | 3~5月の草木
ベニバナシャリンバイというけれど、やっぱりピンクに近いですね。


植えられてから満3年が過ぎたので、しっかり根付いたようです。
こんなにいっぱいの花を付けています。




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ふと気持ちが和らいで

2010年05月05日 | ポエム&好きな言葉
いろんなことがあって生活が苦しかった頃、義母には経済的にずいぶん助けてもらいました。

手紙や電話で話をすることも多く、一人暮らしの義母にもそれなりに喜んでもらえていると信じていたのに・・・

ある時、夫が言いました。
「おかあさんは、きみが色々言ってくるのを迷惑がっているよ」

ショックでした。

でも、当時は夫の言葉は絶対だったので、私はそれまでのお礼を書いて、もうご援助していただかなくても大丈夫ですからと、手紙を出しました。

義母からは、「私はささやかでもよろこんでいただけると思って一生懸命にしてきたのに、ご迷惑だったのでしょうか。とても寂しいです」という返事を頂いて、
私も寂しかったです。
夫がこんなふうに言っているけれど、と本当のことを言って話し合えたら、どれだけ楽だったことか・・・


それ以来、義母とは電話で話すことも手紙のやり取りもなくなり、やがて離婚してしまったので、ますます遠い存在となりました。


あれだけ助けていただきながら、何のお礼も出来ぬままにお別れしてしまった。
それどころか、お母さまを悲しませたままお別れしてしまった、、、、そのことが、長く私を苦しめていました。



こんな夕空をみた昨日の夜のこと。

ふと目覚めて枕もとのラジオに手が伸びました。
「ラジオ深夜便」を聞いていると、作家の山本一力さんが話していました。
人との絆についてのお話です。


「人の気持ちというものは、こちらで断ち切らない限り生きています。
必ず伝わる時があるものです。
例えばこの世で行き違いがあって悲しい思いをした人とのことでも、ずっと心の中に温めておくことが大事だと思います。
そうすれば、あの世で再会できたときに、ちゃんと心を込めてお詫びが出来て、相手もちゃんと受け入れてくれるんですよ」


こんなことは気休めだと言ってしまえばそれまでです。
けれど、私にはとても優しい言葉に聞こえました。


ずっと心の中でわび続けていれば、おかあさまはあの世から見ていてくださるかもしれない・・・
悲しまずに、心をこめてわび続けることが、私に出来る唯一つのことかもしれない。
そうすれば、またお会いできた時には、きっと昔のようにお話ができる!

ふっと肩の力が抜けて、夜の闇の中で、涙がひとすじ流れていました。




         
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久しぶりの農園♪

2010年05月03日 | 3~5月の草木
ここには、たくさんのロバが飼われていて、お客さんの姿を見つけると、餌をねだりにやってきます。
ロバの顔って、笑っているように見えて愉快ですね

ここでは子供達がロバに乗って遊ぶこともできます。

木陰でお客さん待ちをしているロバがいました。

だれも乗ってくれないので、ちょっと、つまらなさそうですねえ。


少し離れた所に、手作りのパンやケーキをいただける休憩所があります。
お茶も美味しいのですが、ときどき風に乗ってロバさんのオシッコの臭いが流れてきます・・・
まあ、のどかでいいのですがネ。


そこで買ったクッキー。

素朴な味でした。お値段はちょっと高め。
ドングリのアクを抜いたり、手間がかかるのでしかたないでしょう。



休憩所の前のモミジの若葉が、風にそよいで気持ちいいです。

もうすぐ赤い可愛い花が咲きますね!


その横には大きな藤棚もあります。

久しぶりに晴れ渡った空に、一段と映える藤の花。








ゆっくりと歩いていると、なんと憧れのレンゲが!!

毎年近くの畑にレンゲの種を蒔いてくださるおじいさんが、とうとう畑に姿を見せなくなりました。
なので、今年は諦めていたのですが、数本のレンゲでも見ることが出来て、幸せでした。


久しぶりのお出かけで初夏の空気を満喫、リフレッシュできた数時間でした。




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