モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

1970〜80年代に私が夢中になった音楽。新宿・渋谷・原宿・青山・赤坂・六本木。ロック編(妻女山里山通信)

2021-10-23 | BABYMETAL・LOVEBITES・XG・宮本佳林・ジャズ・クラシック
 前回はディスコサウンズを中心にまとめましたが、今回は洋楽ロックで。これもありすぎて迷いますが独断と偏見と思いつきで。順不同です。EAGLES とか、デヴィッド・ボウイとかブラック・サバスとかきりがないです。

T̲alking H̲e̲ads - R̲e̲main In L̲ight (Full Album) 1980

 なんで最初がトーキング・ヘッズなのって、まあそうですよね(笑)。好きなんです。

Wordy Rappinghood

 でなんで次がトム・トム・クラブなのよってごもっともです。好きなんです。

Rydeen - YMO

 やっと知ってるバンドと曲が出たでしょうか。歴史的名曲ですね。ちったららったった〜つうリズムとメロディーが妙に和風なんですよね。高橋氏のドラムが絶妙です。南麻布に住んで参宮橋でデザイナーしながらカフェバー&レストランやってました。

King Crimson - 21st Century Schizoid Man (Including "Mirrors")

 涙ちょちょぎれます。

Deep Purple - Smoke on the Water (Live 1972)

 煙が目にしみる。これが出た頃は、吉祥寺の近くに住んでいて研究所からよく「ファンキー」「サムタイム」「西洋乞食」などジャズ喫茶に行きましたが、ロック喫茶にも行きました。「赤毛とそばかす」とか覚えている方もいるでしょう。すべて故野口伊織氏の店でした。

Led Zeppelin - Whole Lotta Love (Official Music Video)

 大好きだった曲です。懐かしすぎる。

Santana - Black Magic Woman - 8/18/1970 - Tanglewood (Official)

 セルジオ・メンデスとかラテンにはまった一曲。『ラストタンゴ・イン・パリ』のガトー・バルビエリとか。1984年の春にブラジル、ボリビアの放浪の旅から帰国するときには、35枚のラテンアルバムをかかえてきました。サンパウロの空港の出国時に税関のおじさんが一枚一枚LPを見て、これいいねとか論評して後ろにたくさん並んでいるのに。振り返ってごめんねとジェスチャーしたら皆仕方ないわねと慰めてくれた思い出。

MOVE OVER by Janis Joplin

 ジャニスといえばこの曲ですね。ブルースの女王。渋谷道玄坂のロック喫茶サブを覚えている人はいるでしょうか。草の臭いがして、二階はほぼ真っ暗ぐらい証明が暗くて、信州の田舎から出てきたばかりの私には、信じられない居心地のいい異空間でした。
 
Jimi Hendrix Purple Haze Live lyrics

 ジミヘンがいなかったら、私はロックにはまることもなくエレキギターを買うこともなかったかも知れない。そういう人です。そして、今はBABYMETALの大ファンです。
[BABYMETAL] 矢沢もヒッキーも成し得なかった世界へのハードルを軽々と超えてしまった美少女達。1970年代からの検証:著作権の関係で視聴できなくなった動画もあります。再検索してください。

The Band - The Last Waltz Credits/Outro

 1976年11月25日に米国カリフォルニア州サンフランシスコのウインターランド(Winterland Ballroom)で行った解散ライブの名称、およびそのライブ・アルバムと記録映画。 この映画は、断片的に色々アップされているが、素晴らしい。友人がこの曲と演奏を絶賛していました。この頃は、ムサビの美大生で村上春樹さんのジャズ喫茶、国分寺の「ピーター・キャット」でアルバイトをしていました。そんなで毎日ジャズ漬けでしたが、アパートに帰るとハードロックやメンフィスサウンドやレゲエ、カントリーミュージックも聴いていました。左の、『国分寺・国立70sグラフィティ』のブログで、当時のことを綴っています。
『国分寺・国立70sグラフィティ』:村上春樹さんのジャズ喫茶、ピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクルまたはスラップスティック

Live Aid- Queen- Full Set HQ

 1977年、私がイースターの休暇にロンドンに住んでいた時にボヘミアン・ラプソディが流行っていました。BIBAでメアリーオースチンに遭っていたと思います。
わが青春のQueen。ロンドンで過ごした5週間。BIBAでメアリーに遭ったかも。フレディ・マーキュリーよ永遠に。北アルプス絶景(妻女山里山通信)

Air à Danser - Penguin Cafe Orchestra

 最後に癒やされるペンギン・カフェ・オーケストラ。1976年にブライアン・イーノの主催するオブスキュア・レーベルからアルバム『ようこそペンギン・カフェへ』でデビュー。サブカルチャー・環境音楽の旗手として一世を風靡しました。アンビエントミュージックの代表曲。
 次はシンガー・ソングライター特集で行きましょうか。ニール・ヤングとかキャロル・キングとか。高田渡も入れちゃいましょう。

『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

信州の里山と畑の秋の恵み。天然キノコ、果樹、伝統野菜。伝統料理、新信州郷土料理(妻女山里山通信)

2021-10-23 | 男の料理・グルメ
 信州も秋真っ盛り。紅葉は高原が真っ盛りで、里山は11月に入ってからですが、秋の恵みは今が盛りです。天然キノコに山栗、秋野菜。そして信州は果実天国です。林檎に梨に葡萄。そんな信州の個人的な秋のグルメを紹介します。新信州郷土料理は、そんな食材を使って私が提案しているオリジナルレシピです。
MORI MORI RECIPE・男の料理レシピ集・新信州郷土料理は、和洋中華があります。

 私が採ってきた天然舞茸とクリタケ、ハタケシメジと豆腐の煮物。いつもと違うカラメルの濃い醤油を使ったので塩辛そうな色ですが、割と薄味です。なにより天然キノコの出汁が物凄いのです。特に舞茸は栽培ものとは味や香りの濃さがまったく違います。尾籠な話で申し訳ないのですが、翌朝のトイレは舞茸のいい匂いで満たされます。

 昨年漬けた味噌漬けがあまりにも美味しかったので、信州丸茄子とキュウリ、地大根の味噌漬けを作りました。まず、3%の塩に浸けて一晩置きます。翌日洗って塩抜きして半日陰干しします。翌日、仲間と作った信州糀味噌に酒粕を少し混ぜて漬けます。ジップロックに入れて冷蔵庫へ。一週間で食べられますが、美味しくなるのは半年後。一年経つと古漬けになって、おにぎりの具やお茶漬けに。色々使えます。
 右は、里芋の親芋、人参、仲間と作った干し椎茸、ヒジキ、凍み豆腐、蒟蒻を、鰹出汁、炒り子出汁、昆布、鷹の爪、酒、味醂、醤油で作った煮物です。馬鹿旨。

 畑のイチジクが熟し始めました。気に入っている朝食の一品。ライ麦パンのバタートーストにチェダーチーズ、発ガン性をいわれる発色剤を含まない無塩せきロースハム(信州ハム)をのせて完熟イチジクをつぶしてのせます。ユウキ食品の刻みハラペーニョを少し。チーズとハムの塩味とイチジクの甘み、ハラペーニョの酸味と辛さがベストマッチです。これとモカコーヒーがよく合います。

 山栗のご飯。拙書でも紹介している聖山で拾ってきました。栽培栗とは味も風味も違います。小さいので処理が大変。まず洗って冷凍します。その後熱湯に浸けてふやかします。妻は魔法瓶を使っていました。野趣豊かな味です。右は、先に紹介した煮物とほぼ同じです。地鶏のもも肉を入れました。地大根も入っています。今回は醤油ではなく、仲間と作った信州麹味噌と酒粕で味付け。体が温まります。信州の里山と畑の滋味がつまった料理です。

 以前、仲間と作った黒大豆が大量にあるので、自家製のきな粉を作りました。豆がまだら模様のものがあるのは、おそらく普通の大豆と交配したからでしょう。新品種を生み出してしまいました(笑)。豆を鉄のフライパンか焙烙で10分ほど炒って、粗熱と水分を飛ばしたら、ミキサーで粉砕します。金ザルで濾してジップロックに入れて保存。カスは味噌汁にします。市販のものより香ばしく、豆の旨味もしっかりしています。安倍川餅やきな粉団子、色々な料理にも応用できます。なにより遺伝子組み換えではなく、農薬や化学肥料もほとんど使っていないので安全です。

 秋の恵みの天ぷら。左上からプランターで作ったゴーヤ。苦味が少ない種なので、綿と種も一緒に輪切りにして天ぷらに。粗塩でいただきます。右は薩摩芋の天ぷら。祖母がそうしていた様に、ウースターソースでいただきます。手前は納豆と玉葱のかき揚げ。添付の出汁醤油と辛子も入れたので、醤油を少し垂らしていただきました。たくさん作ったので、翌日に天ぷら蕎麦にしました。

 冬瓜と干し椎茸とカニカマのあんかけ中華煮。溶き卵をまわして。味付けは、台湾のホァンウェイ・カキソース・鶏がら出汁・醤油・味醂です。冬瓜は5分煮こぼして、さらに15分茹でてから他の具材を入れます。カニカマが余っていたので作りましたが、余裕があればズワイガニとか紅ズワイ、毛ガニで作りたいですね。

 最近入手して読んでいる本です。いずれも古書です。『倭人・倭国伝全釈』倭とは、漢に滅ぼされ渡来した呉や越の中国における卑称だった。その末裔は日本だけでなく東南アジアに分布。倭族論の集大成。『魏志倭人伝』以外に記述された倭とは。私がずっと追い求めているテーマです。出雲族、越の国、倭国大乱とは、諏訪大社と善光寺、古代科野国、縄文と弥生。『人口から読む日本の歴史』旧石器時代、縄文から弥生、古墳時代までの人口動態から歴史が見えるのです。
 さて明日は仲間を連れてキノコ狩りです。そんなシロを教えて大丈夫なのと思われるかも知れませんが、道もない長い藪山歩きなので覚えられないでしょう。熊も出るし。昔、親戚が遭難しそうになったところですから。

 『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせか、メッセージからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
 インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする