昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Congregacion(チリ・アシッドフォーク)

2012-03-17 16:56:50 | 鳥さえずり
今日のジャケは
Congregacion - Viene



チリのアシッドフォークグループ、
72年の唯一作です。
この地球ジャケがなんとも美しいですね。

曲のほうも素朴で美しいドリーミーなアシッドフォーク。
笛の音色が哀愁を増して素敵。

曲によっては風のSEも入れたりして荒廃した世界観を演出。
全体的にエコーがかってるので神秘度UP。

そして鳥さえずりもバッチリ収録!
2曲目の「Arrebol」です。
アーシーでスピリチュアルな美しい曲。
3曲目の「Mentes Prenadas De Amor」も
後半に少しだけ鳥さえずりが入ってます。


そんな素敵な作品を作った彼らですが
その後、軍事クーデターが起こってしまい
やむを得ず周辺国へ亡命することとなります。

このバンドの中心人物、アントニオ・スミスは
アルゼンチンへ逃げた後も音楽活動を続けました。


Antonio Smith - Ven Seamos Mas/Somos El Mundo



こちらの作品は74年のソロ1stと、
75年の2ndの2枚組となるリイシューCDです。
このたび、目出度くCD化されました!

こちらが2ndのほうのジャケ。


1stのほうは儚げな雰囲気のアシッドフォーク。
でも暗さは感じられず、
慈愛に満ちた前向きな雰囲気が伝わってきます。

一方2ndのほうでは1stよりもアシッドな空気に包まれた
幻想的なアシッドフォークが多い感じ。
南米特有の土着的な哀愁感も1stより感じられるかも。

この2ndでも暗さはそんなに感じられず、
メランコリックな曲ながらも
希望の光が見えるような感じがします。

また、このCDには74年にアントニオがやったバンド、
Grupo Sol de Chileの曲も2曲ボートラで収録。
こちらのバンドの作品もCD化されてほしいですね。。


Congregacion - Arrebol



Cuantos Caminos, nos llevarn!



Piensa Que La Muerte No Muere