昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Kissing Spell(チリ・メロウサイケ)

2012-03-20 19:12:26 | 鳥さえずり
今日のジャケは
Kissing Spell - Los Pajaros



チリのメロウサイケバンド、70年作品です。

1曲目「Los pajaros」の鳥のさえずり曲から始まる本作は
オルガンを中心としたドリーミーなメロウサイケ。

曲の途中では鳥さえずりだけの部分もあったりして
ドラマティックな展開でアートロック的。
バックでは鳥さえずりがずっと微かに響いております。

チリの秘宝と呼んでも過言じゃないくらいの
美しく神秘的なサイケデリックサウンド!

先日UPしたコングリゲーションも素晴らしいのですが
サイケフリークの私としてはこちらのバンドのほうが
自分の琴線に触れるサウンドだったりします。

その他の曲も素敵な曲ばかり。
湿り気帯びたクラシカルなオルガンが雰囲気を高め、
アシッドな空気に包まれた神秘的なサイケデリックサウンド。
このスピリチュアルな感じは
やっぱチリならではというところでしょうか。


Los pajaros





Congregacion(チリ・アシッドフォーク)

2012-03-17 16:56:50 | 鳥さえずり
今日のジャケは
Congregacion - Viene



チリのアシッドフォークグループ、
72年の唯一作です。
この地球ジャケがなんとも美しいですね。

曲のほうも素朴で美しいドリーミーなアシッドフォーク。
笛の音色が哀愁を増して素敵。

曲によっては風のSEも入れたりして荒廃した世界観を演出。
全体的にエコーがかってるので神秘度UP。

そして鳥さえずりもバッチリ収録!
2曲目の「Arrebol」です。
アーシーでスピリチュアルな美しい曲。
3曲目の「Mentes Prenadas De Amor」も
後半に少しだけ鳥さえずりが入ってます。


そんな素敵な作品を作った彼らですが
その後、軍事クーデターが起こってしまい
やむを得ず周辺国へ亡命することとなります。

このバンドの中心人物、アントニオ・スミスは
アルゼンチンへ逃げた後も音楽活動を続けました。


Antonio Smith - Ven Seamos Mas/Somos El Mundo



こちらの作品は74年のソロ1stと、
75年の2ndの2枚組となるリイシューCDです。
このたび、目出度くCD化されました!

こちらが2ndのほうのジャケ。


1stのほうは儚げな雰囲気のアシッドフォーク。
でも暗さは感じられず、
慈愛に満ちた前向きな雰囲気が伝わってきます。

一方2ndのほうでは1stよりもアシッドな空気に包まれた
幻想的なアシッドフォークが多い感じ。
南米特有の土着的な哀愁感も1stより感じられるかも。

この2ndでも暗さはそんなに感じられず、
メランコリックな曲ながらも
希望の光が見えるような感じがします。

また、このCDには74年にアントニオがやったバンド、
Grupo Sol de Chileの曲も2曲ボートラで収録。
こちらのバンドの作品もCD化されてほしいですね。。


Congregacion - Arrebol



Cuantos Caminos, nos llevarn!



Piensa Que La Muerte No Muere





Turid - I Retur(スウェーデン・フォーク)

2012-03-13 07:32:36 | 鳥さえずり
今日のジャケは、
Turid - I Retur



スウェーデン・フォークの歌姫、
トゥリッドのコンピ盤です。

こちらは71年作「Vittras Visor」、
73年作「Bilder」、
75年作「Tredje Dagen」、
82年作「Flow Soma」からの曲を集めたコンピ盤。
このコンピのジャケは1stのジャケからのようです。

彼女の作品は単体では正規CD化されてないので
このコンピ盤で他の作品の曲も知ることができて
とても有り難いですね。

そんな彼女の曲はというと
森の妖精のような可憐で透明感ある歌声が映える、
トラッドをベースとしたフォーキーサウンド。

曲によっては少々バンドサウンドになってて
アシッドテイストな曲も。

そして鳥のさえずり曲はというと
15曲目(82年)の「Shri Ram」と
20曲目(73年)の「Tintomaras Sang (i Kolmarden)」。
とても可憐で神秘的な曲です。

北欧ならではの透明感溢れるフォーキーサウンドに
ウットリな1枚です。

Tintomaras Sang (i Kolmarden)



Shri Ram





Donovan - A Gift from a Flower to a Garden

2012-03-08 00:03:42 | 鳥さえずり
今日のジャケは
Donovan - A Gift from a Flower to a Garden



67年作品です。

アナログ時代は2枚組だったこの盤、
CDでは1枚にまとめられてますが、

アナログ1枚目(CDでは1~10曲目)が
エレクトリックを取り入れたサウンド、

アナログ2枚目(CDでは11~22曲目)は
アコースティックサウンドという作りです。

エレクトリックサウンドのほうは
さりげないバンドサウンドという程度で
ドリーミーポップでモダンな雰囲気。

一方、アコースティックサウンドのほうは
フォークサイケという雰囲気なのですが、
なんと!
鳥さえずりのSE率が高くなっております(笑)

11曲目、13曲目、19曲目、20曲目に入ってますが
11曲目と20曲目はチュンチュン系じゃなく
ジャングルの怪鳥系みたいな鳴き声なので
ちょっと違うかな~という感じです(爆)

13曲目、19曲目がチュンチュン系!(笑)
でもちょっと作り物っぽい鳴き声なんですがね…

私の中ではドノヴァンといえばこの作品というほど
大好きな作品だったりするんですよ。
ちょうど今頃の春先になると聴きたくなる盤です。


13曲目「Voyage into The Golden Screen



19曲目「The Lullaby of Spring



鳥さえずりじゃないけどこの曲も素敵なので(笑)

1曲目「Wear Your Love Like Heaven





Pep Laguarda & Tapineria(スペイン、フォークサイケ)

2012-03-04 14:45:29 | 鳥さえずり
皆さん、もう春ですね!
今回からの投稿は「鳥のさえずり」特集です(笑)

英フォーク、ヘロンのような
鳥のさえずりが入った音盤をご紹介していきますよ~
しかも3月~4月の2ヶ月にわたってお送りします(爆)

お楽しみいただけたら嬉しいです♪


ということで、今日のジャケはこちら。

Pep Laguarda & Tapineria - Brossa d'ahir



スペインのフォークサイケ、77年作品です。
この幻想的なお月様ジャケも素敵ですね。

この1曲目、
Alceu-Vos, Que Ja Es De Dia / Sentの
冒頭の部分に鳥さえずり。
最後の6曲目にも少しだけ鳥さえずりが入ってます。

アルバム全体的にも素朴で民族的。
アコギを中心に縦笛、ハーモニカなど
哀愁を誘う音色が交差し幻想的。

優しい雰囲気にあふれたフォークサイケ作品です。


Alceu-Vos, Que Ja Es De Dia / Sent