基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

梅雨の中のいろいろ 7六歌仙を持つて高橋来る

2006-07-22 16:28:02 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は朝から電話があり家内が出て「熊谷の高橋さんが来るそうだよ」とのこと黄綬褒章受章の手描き友禅の埼玉県の第一人者である。先日のクラス会のとき「六歌仙を描いたからもって行くよ」とのこと、4-50分すると着き「此れなんだ」と言って広げると人数が多い、「あれ人数が多いや」と言うと「三十六歌仙だからね」とのこと、この道の不勉強が如実に出てしまった。

 よく出来ている細かい着物柄から表情、冠の種類、位によっての袴の色「表具は自分でしてな」とのこと、其処まではしてやれないよと言うことか。三十六人と言うと大きな和用箋に一杯である。大きな掛け軸となる相当取られるなと思うが、おくびにも出さずうな重をご馳走して送る。

 まあ家の収集品の宝のうちかと妙に納得して収納する。