納経帳を見ると結願御礼の寺、善光寺とその対の寺、別所北向き観音とあるので行かなければ終わったことに成らないので六日に出かける。
今回は倅も行っていないので行きたいと言うので連れて行くことにする、朝八時過ぎに出発、やはり朝は時間が掛かる本庄インターまで何時もの倍近い時間が掛かる。関越道くだりに乗り藤岡ジャンクションで上信越道に入る、家内はトンネルの多いのに驚き勘定などしていたが結果はどうなったか、SAで一度休憩し予想より大分早い十時半に善光寺に着いてしまう。さすが牛に引かれて善光寺参りなどと言われるだけあって立派なものだ。 このとき「写経二巻ですね」と言われ般若心経と観音経の二枚を二巻というのを始めて知った、長い参道を歩いて門前の直ぐ前の古そうな呼び込みの無い蕎麦屋へ入る、駐車場へ行きながら目をつけておいた店だ。 更科蕎麦ととろろ蕎麦を頼み待っていると、店の正面の蕎麦打ち場へ職人らしき人が入り捏ね始めたので、家内が驚いて「これから打つのかねえ」と言っていたが、杞憂に終わり直に出てきて安心する、やはり美味い本場の老舗の蕎麦である。
十二時少し過ぎに信州別所温泉の北向き観音に向けて出発、今度は時間があるし近いので国道などの普通道を行く、早い1時間ほどで着いて一番近い駐車場は入る、有料だが労災の身障者を歩かせるわけには行かないのでここへ置く。 石段を登り参拝、写経を納め御朱印を頂き少し歩いてから旅館南條へ向かう、車で一分掛かったかどうか、
南條の間口の狭いことしかし奥行きは長い、部屋は八畳間とパンフレッイとにあったがバストイレつきで十畳ぐらいか浩宮が泊ったというのでもっと上等かと思ったがまあまあか、シニア割引プランではしょうがない、31600円ほど払う飲み物入りで。
七日は予定無しだが九時頃出発佐久までドライブを楽しもうと無言館へより戦没学生の製作した美術品を見学、家内も本など買ったようだし相当感激したようだ、 次は家内が味噌が欲しいと言うので旅館で聞いてきた味噌蔵新田醸造へ向かう、道を一本間違えたりしながら辿り着きお目当ての味噌などを買い込み佐久え、昼飯の騒ぎをしながら道の両側を注意していてようやくレストランをみつけ飯にありつく、佐久インターから高速にのり三時少し過ぎには我が家へ、今回は少し短い357キロメートルであった。