可笑しな天気だ、朝から雨が降り出しゴミ出しは久し振りなので傘を取り出して差して行き、其のうちに陽が射し今度は昼頃から曇りゴロゴロと音もしてまた雨が降りだし、夕方にまた日が射すという目まぐるしく変わった天気だ。
その都度部屋の中は暖かくなったり寒くなったり慌ただしい限りだ、これは三寒四温でゆうとなんと言うのだろう?、
昨日は暖かかったので何日かぶりに何キロか歩いてきた、変電所の辺は白菜の出荷も大体すんで畑も綺麗になった、鉄塔の先に雪をかぶった赤城山がもやに霞んで見え雑草の生えてるところはなんと言う花かピンクの小さな可憐な花と、子供の頃はぺんぺん草と言っていたナズナと言うのか? 白いやはり小さな花をさかせている。
もう先月までのあの刺すような風の冷たさは無い春だなあと思っていたら、今日は春だったり冬になったり忙しい、この部屋も足が少し冷たい感じだ。
孫も来ているが十八にも為ると甘えもなく孤独を楽しんでいるのか、サッパリおとなしくて居るのだか居ないのだか、「お祖父ちゃん何か哲学の本を貸して」というので、梅原猛先生の仏教を貸してやったが読んだのかどうか、男の子はこんなものだったかなと思い返している。