十六日からそろそろ二週間、真面目な経営者はじわじわと為替の円安に合わせてガソリン灯油値上げしてきた。長い円高の時期に輸入した物だから未だ上げなくとも良いだろうと言いたいところだが、この際儲けておかないと安倍何とかが上手く行かないときは何時円安に振れるか心配、と云う向きもいよう、それが資本家に忠実な経営者なのだろう。
次はスーパーだろう、デフレで節約している毎日の食卓が狙われる、我々のささやかな楽しみの夕食の惣菜をまた一品減らさなければならないか、帝国ホテルのバー通いの財務大臣では庶民の懐は全ぜーん分からないだろうし、分ろうともしないだろう。
そこへ行くと我が郷土の自動車メイカーは今朝の新聞の囲みランで、あの円高の中地元協力企業と文字通り協力して、良い成績で今季をしのいだとのこと、何とも頼もしい限りだ。
製作所長は、世界市場の〇パーセントのシエヤーだから出来ると謙遜していたが、トンデモナイやる気が無ければ何にも出来ない、我が郷土の誇りであるこれからも頑張って戴きたい。
まだまだこの様に隠れた優良企業で社会に還元を考えて居る会社があると思うし、在ることを祈っている、庶民の一員として。