一昨日の新聞のお悔やみ欄に載った、新井ガラス建材社長の新井善太郎君の葬儀に行って来た。この歳になると戦前の旧制工業学校の卒業生などどんどん毎年減っているのが現状である。昭和五年十一月生まれの八十二歳と喪主の長男富美雄君は言って居たが、もうそんな年だったかと云いたところ、入学時は確か五十二人だったが四~五年前のクラス会は十人だけの出席だったっけ。
クラスの友の不幸は出来るだけ出席したいがそうも行かない、今回も喪主富美雄君の仲人をしているし、会議所専務時代彼にはいろいろとお世話になりお付合いをさせてもらった仲だったのである。
ヘビースモーカーだった君らしく肺癌だったとのこと、謹んでご冥福を祈るのみである。